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HP OpenVMS Systems
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HP OpenVMS

HP OpenVMS
DCL ディクショナリ


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この例は,INVENTORY.IDX ファイルに 5000 のグローバル・バッファを設定し,統計情報を有効にします。ファイルがオープンされているときに, SET FILE コマンドが /SHARE 修飾子なしで発行された場合は,次のエラーが返されます: SYSTEM-W-ACCONFLICT (file access conflict)。 /SHARE 修飾子を使用すると,オープンされているファイル上でグローバル・バッファと統計情報を有効にすることができます。ただし,これらの設定はそのファイルの新しいアクセサだけに適用されます。

#8

$ SET FILE/GLOBAL_BUFFER=100 NEWFILE.DAT
$ SET FILE/GLOBAL_BUFFER=COUNT=100000 NEWFILE.DAT
 

OpenVMS のバージョンが混在しているクラスタ環境では,同じファイルを,異なるノード上で,異なるグローバル・バッファ・カウントでオープンすることができます。 Version 8.3 より前のノードでは古い互換設定を使用し, Version 8.3 以降のノードでは新しい値を使用します。


SET HOST

( 現在のホスト・プロセッサを通じて ) ターミナルを,リモート・プロセッサと呼ばれる他のプロセッサに接続します。以下の条件が必要です。


形式

SET HOST ノード名


パラメータ

ノード名

リモート・プロセッサのノード名を指定します。

説明

SET HOST コマンドは,ネットワーク上の別のプロセッサに接続します。ローカル・ノードからアクセスできるノードの名前を表示するには, SHOW NETWORK コマンドを使用します。接続されると,リモート・プロセッサからユーザ名とパスワードを求めるプロンプトが表示されます。リモート・プロセッサにアカウントがないと,ログインできません。

リモート・プロセッサに接続しログインしたら,ローカル・プロセッサの場合と同じように DCL コマンドを使用できます。SET HOST コマンドを使用して,別のリモート・プロセッサに接続することもできます。

たとえば,ローカル・ノードを BOSTON とすると, SET HOST ALBANY コマンドを使用してノード ALBANY に接続できます。次に,SET HOST AKRON コマンドを使用すれば, (BOSTON および ALBANY 経由で) ノード AKRON に接続できます。

LOGOUT コマンドを使用して,最後にログインしたプロセッサからログアウトし,前のプロセッサに戻ります。前出の例であれば,LOGOUT コマンドを使用して,ノード AKRON のプロセッサからログアウトし接続を切られても, ALBANY のプロセッサにはまだログインし接続されています。別のLOGOUT コマンドで,ノード ALBANY からはログアウトし接続も切られます。 3番目の LOGOUT コマンドで,ローカル・プロセッサ BOSTON からログアウトします。

必要な場合は,操作を強制終了して最初のホスト・プロセッサに直接戻ることもできます。 Ctrl/Y を 2 回以上続けて押します。次のメッセージが表示されます。


Are you repeating ^Y to abort the remote session? 

Y または YES で応答すると,制御は最初のノードに戻ります。 N または NO のように他の応答をすると,接続は中止されません。この方法は,何度も LOGOUT コマンドを入力しないでただちに終了したい場合や,ネットワークの一部が切断され,ホストに戻りたい場合に便利です。

SET HOST は,OpenVMS ターミナル・ドライバと異なり,実行中のプログラムからの出力データをバッファリングすることに注意してください。バッファリングによって,ワイド・エリア・ネットワークの性能が向上します。ただし,出力 のみ を提供するプログラムの場合は,バッファリングによってリモートのプログラムの実行内容とローカル端末の表示内容にずれが生じることがあります。つまり,ローカル端末に出力が表示される前に,プログラムが終了することがあります。

Ctrl/Y または Ctrl/C 機能,またはアウト・オブ・バンド強制終了文字を使用してプログラムの実行を強制終了する場合に,このずれは,特にまぎらわしくなります。たとえば,キャプティブ・コマンド・プロシージャの実行中に Ctrl/Y または Ctrl/C を押したり,アウト・オブ・バンド強制終了文字を入力すると, SET HOST はただちにローカル端末の表示を停止します。また,バッファに入ったすべての書き込み動作を含めて,現在の読み込み,および書き込み動作を中止し,待ち状態の書き込み動作を中止します。 1 したがって,ローカル端末での表示が中止された時点で,リモートのプログラムが強制終了されたように見えても,実際には Ctrl/Y を押す前にすでにその時点を実行している場合もありますし,実行を終了している場合もあります。

いくつかの SET HOST 修飾子,たとえば /MOP, /VTP,/X29 などは,システムに DECnet-Plus がインストールされている場合にかぎり表示されることに注意してください。これらの修飾子の使用法については,次のコマンドを実行してヘルプを参照してください。


$ HELP DECnet-Plus 


修飾子

/APPLICATION_PROTOCOL[=プロトコル]

指定ノードのプロトコル接続を, CTERM (CTDRIVER) または RTERM (RTTDRIVER) で指定します。接続指定がない場合には,CTERM が省略時の設定になります。

/BUFFER_SIZE=n

リモート・プロセッサとの接続がすでに確立されている場合に,ターミナルとリモート・プロセッサ間でやりとりされるプロトコル・メッセージのパケット・サイズを変更します。省略時のバッファ・サイズは 1010 バイトです。ただし,nに対しては,140 〜 1024 バイトの範囲の値を指定できます。 140 以下の値を指定すると 140 バイトに, 1024 バイトよりも大きい値を指定すると 1024 に設定されます。

n を最小値である 140 近辺の値に設定すれば,ターミナル表示の更新間隔を最小にできます。遅い DECnet リンクでは,バッファ・サイズを小さくすると,画面のクロールが必要であるような大きさのデータが送られた場合の書き込み操作の休止時間を減少します。

/LOG[=ファイル指定]

/NOLOG (省略時の設定)

セッション全体のログ・ファイルが,保存されるかどうかを指定します。 /LOG 修飾子だけを指定し,ファイル指定を省略した場合には,ログ情報はSETHOST.LOG というファイルに記録されます。

/RESTORE

/NORESTORE (省略時の設定)

リモート・ターミナル・セッションの開始前に現在のターミナル属性を保存し,そのリモート・セッションが終了したときにこれらを復元します。

#1

$ SET HOST/APPLICATION_PROTOCOL=CTERM DAKOTA
 

ノード DAKOTA で CTERM プロトコルを使用することを /APPLICATION_PROTOCOL 修飾子で指定します。

#2

$ SET HOST ITALIC
Username:  GRESO
Password: <PASSWORD>
    Welcome to OpenVMS VAX Version 7.3 on node ITALIC
   .
   .
   .
$  LOGOUT
GRESO logged out at 19-DEC-2001 15:04:25.27
%REM-S-END, Control returned to node _CASLON::
 

この例では,CASLON というローカル・ノード上のユーザのターミナルを ITALIC というネットワーク・ノードのプロセッサに接続します。このあと,リモート・プロセッサは,ユーザ名とパスワードを要求するプロンプトを表示します。通常のログイン手順を使って,リモート・プロセッサにログインします。

リモート・ノードにログインすれば,別のノードと接続するために SET HOST コマンドが使用できます。 ITALIC へログインした後で,SET HOST BPDONI と入力することができます。

再びユーザ名とパスワードの入力が要求されます。有効なユーザ名とパスワードを入力すれば,BODONI にログインできます。

BODONI からログアウトした時,制御は ITALIC に戻ります。ローカル・ノードの CASLON に戻るには, ITALIC からログアウトしなければなりません。

#3

$  SET TERMINAL/WIDTH=80
$  SET HOST/RESTORE GENEVA
Username: Jones
Password: <PASSWORD>
$  SET TERMINAL/WIDTH=132
   .
   .
   .
$  logout
JONES   logged out at 19-DEC-2001 11:04:51.45 
%REM-S-END, control returned to node _ORACLE 
 

この例では,ノード ORACLE 上のユーザ JONES がリモート・ノード GENEVA にログインし,そのリモート・セッションを終了した時点で,もとのターミナル・スクリーン幅を 80 文字に戻すよう指定しています。

注意

1 DCL は,常にターミナル・ドライバに対する待ち状態の Ctrl/Y 非同期システム・トラップ (AST) を保持します。Ctrl/Y を押すと,ターミナル・ドライバは,バッファに入ったすべての書き込み動作を含めて,現在の読み込み動作,書き込み動作,および待ち状態の書き込み動作を中止します。

SET HOST/DTE

ターミナル回線を使って,システムをリモート・システムに接続します。

接続された後でリモート・システムにログインするには,そのシステムにアカウントを持っていなければなりません。指定したターミナル・ポートにチャンネルを割り当てられなければなりません。ターミナル・ポートに対する装置保護は,システム管理者が設定できます。


形式

SET HOST/DTE ターミナル名


パラメータ

ターミナル名

出力ターミナル回線の名前を指定します。この回線はローカル・システムを,他のシステムまたはモデムに直接接続します。

説明

SET HOST/DTE コマンドを使用すると,端末を別のシステムに接続できます。接続が確立されると,リモート・システムからユーザ名とパスワードを求めるプロンプトが表示されます。リモート・システムにアカウントがないと,ログインできません。

リモート・システムにログインすれば,ローカル・システムの場合と同じように DCL コマンドを使用できます。

キャリッジ・リターンでなく,ブレークを待つ行にログインするには, Ctrl/ブレーク文字を押してブレークを発生させます。

リモート・システムに接続中は,DTE コマンド・モードから構成コマンドを実行できます。 DTE コマンドを使用すれば, SET HOST/DTE セッションの進行中にそのセッションを構成できます。

DTE コマンドを実行するには,Ctrl/コマンド文字を押して, DTE コマンド・モードに入らなければなりません。省略時の設定では,コマンド文字はアットマーク(@)です。コマンド・モードに入ると,DTEPAD プロンプトが画面に表示されます。

表 DCLII-18 に,DTE コマンドの説明があります。

表 DCLII-18 SET HOST/DTE セッション・コマンド
コマンド 説明
CLEAR DTEPAD からローカル・システムを切断する。このコマンドは,QUIT コマンドと同じ。
EXIT セッションをエミュレーション・モードに戻す。
QUIT DTEPAD からローカル・システムを切断する。このコマンドは,CLEAR コマンドと同じ。
SAVE ファイル指定 現在の構成設定情報を保存する。現在の設定は,一連の SET DTE コマンドとして,指定されたファイルに書き込まれる。このファイルは,後で初期化ファイルとして使用できる。
SEND BREAK キャリッジ・リターンでなく,ブレークを待つリモート・システムに,ブレークを送信する。
SET DTE SET HOST/DTE セッション中に,DTEPAD の設定可能特性を変更する。コマンド・モードで SET HOST/DTE 修飾子を使用できる。
SHOW DTE DTEPAD のすべての設定可能特性の現在の設定を表示する。また,現在の SET HOST/DTE セッション中に送受信されたデータのバイト数と端末ポートで検出されたエラー数も表示する。
SPAWN 現在の ローカル・プロセスのサブプロセスを作成する。このコマンドは,DCL SPAWN コマンと同じ。ただし,次のように,DTE SPAWN コマンドより多くの修飾子がある。
/INPUT=ファイル指定
/LOGICAL_NAMES および /NOLOGICAL_NAMES
/OUTPUT=ファイル指定
/PROCESS=サブプロセス名
/SYMBOLS および /NOSYMBOLS
/WAIT および /NOWAIT

これらの修飾子についての詳細は,SPAWN コマンドを参照。

セッションを終了するには,まずリモート・システムからログアウトする必要があります。次に,Ctrl/エスケープ文字を押して DTEPAD を中止します。省略時のエスケープ文字は,バックスラッシュ(\)です。あるいは,DTE コマンド・モードからQUITまたはCLEARコマンドを入力して, DTEPAD を中止します。


修飾子

/BREAK=ブレーク文字

ブレーク文字を指定します。回線上で,復帰改行(キャリッジ・リターン)ではなくブレークが必要な場合に使用します。 Ctrl/ブレーク文字キーで,ブレーク信号を生成します。

ブレーク文字は,C, M, Q, S, Y と [ を除いた @ から z までの任意の ASCII 文字を使用できます。ただしコマンド文字(/COMMAND=コマンド文字の説明を参照)やエスケープ文字(/ESCAPE=エスケープ文字の説明を参照)は使用できません。

@ から z までの任意の ASCII 文字には,大文字と小文字,@, \, ], ^, _, ` を含みます。

省略時の設定では,ブレーク文字は ] です。

/COMMAND=コマンド文字

コマンド文字を指定します。 Ctrl/コマンド文字キーで DTE コマンド・モードに入ります。

ブレーク文字は,C, M, Q, S, Y と [ を除いた @ から z までの任意の ASCII 文字を使用できます。ただし,ブレーク文字(/BREAK=ブレーク文字の説明を参照)やエスケープ文字(/ESCAPE=エスケープ文字の説明を参照)は使用できません。

@ から z までの任意の ASCII 文字には,大文字/小文字,@, \, ], ^, _, ` を含みます。

省略時の設定では,コマンド文字は @ です。

/DIAL=(NUMBER:番号[,MODEM_TYPE:モデム・タイプ])

出力ターミナル回線に接続されているモデムが,そのモデムの自動ダイアル・プロトコルを使って,自動ダイアルできることを指定します。 NUMBER キーワードと,そのあとに自動ダイアルする電話番号の指定が必要です。

新しい番号をダイアルする際には,リモート・システムから一度ログアウトしてください。

Alpha では,MODEM_TYPEキーワードの省略時の設定は DMCL (DECモデム・コマンドを使用するモデム)です。

VAX では,MODEM_TYPE キーワードは省略可能です。以下のモデム・タイプを指定するのに使用します。

モデム・タイプごとに,特定のモデム・ダイアラー・コードが必要です。どのモデム・ダイアラー・コードを使えば良いかは,システム管理者に確認してください。

MODEM_TYPE キーワードは, DF03,DF112,または DMCL 以外のモデム・タイプを指定するために使用されます。自動ダイアル機能を持つ他のモデムを使用したいというユーザのために,テンプレートが準備されています(SYS$EXAMPLES:DTE_DF03.MAR を参照してください)。

/ECHO

/NOECHO (省略時の設定)

ターミナル入力を,ローカル・システムでエコー表示するかどうかを指定します。省略時の設定では,リモート・システムでエコー処理されます。

/EIGHT_BIT (省略時の設定)

/NOEIGHT_BIT

出力ターミナル回線が, 7 ビットまたは 8 ビットの ASCII 文字コードをサポートするかどうかを指定します。省略時設定では,8 ビット文字がサポートされます。 /NOEIGHT_BIT を指定すると,7 ビット文字のサポートとなります。

/ERROR_ACTION=CONTINUE (省略時の設定)

/ERROR_ACTION=EXIT

EXIT や CONTINUE キーワードで,エラー処理を指定します。

出力ターミナル回線でエラーが検出された場合,ローカル・システムに報告され,ターミナルにエラー・メッセージが表示されます。

エラー処理に CONTINUE が指定されると,リモート・システムとの通信は続行されます。

エラー処理に EXIT が指定されると,リモート・システムとの通信は直ちに切断されます。

/ESCAPE=エスケープ文字

エスケープ文字を指定します。Ctrl/エスケープ文字キーで,DTEPAD を終了します。

エスケープ文字は,C, M, Q, S, Y と [ を除いた @ から z までの任意の ASCII 文字を使用できます。ただし,コマンド文字(/COMMAND=コマンド文字の説明を参照)やブレーク文字(/BREAK=ブレーク文字の説明を参照)は使用できません。

省略時の設定では,エスケープ文字は \ です。

@ から z までの任意の ASCII 文字には,大文字と小文字,@, \, ], ^, _, ` を含みます。

/FLOW_CONTROL (省略時の設定)

/NOFLOW_CONTROL

XON/XOFF フロー制御を設定するかどうか指定します。省略時の設定では,フロー制御されています。

XON/XOFF フロー制御は,データ・オーバラン・エラーを防ぐために使用します。入力データは受信バッファに格納され,このバッファが一杯になるとデータ送信を中断させるためにリモート・ノードに信号が送られます。受信バッファに十分な領域が生じると,送信を再開するために別のメッセージが送られます。

リモート・システムが XON/XOFF フロー制御をサポートしていない場合には,フロー制御しないように設定しなければなりません。

/INIT[=ファイル指定] (省略時の設定)

/NOINIT

DTEPAD の設定可能な属性を,初期化ファイルに書かれた値によって設定します。

コマンド・ライン中の修飾子で指定した属性値は,初期化ファイルの設定に優先します。

省略時の設定では, DTEPAD は論理名 DTEPAD$INI を使用して初期化ファイルを探します。 /INIT 修飾子にファイル指定しない場合には,論理名 DTEPAD$INI が変換され,ファイルが探されます。論理名 DTEPAD$INI が未定義の場合は,/NOINIT が省略時の設定となります。

初期化ファイルでは,以下の DTE コマンドを使用できます。

初期化ファイルの例を次に示します。


SET DTE/MAX_BUFFERS=150 
SET DTE/READ_DELAY=100 
SEND BREAK 

/LOG[=ファイル指定]

/NOLOG (省略時の設定)

セッションのログ・ファイルを保存するかどうかを制御します。

ファイル指定なしで /LOG 修飾子を使用すると,ログ情報は DTEPAD.LOG というファイルに保存されます。

ログがモデム・セッションに使われているときは,ログ・ファイルは回線上で生じるノイズを含みます。たとえば,ログ・ファイルに記録するために,ファイルをタイプすると,データ・ファイルとともにノイズも記録されます。したがって,ファイル転送を目的とする /LOG 修飾子の使用は避けた方が良いでしょう。

ファイル転送には非同期の DECnet をおすすめします。

/MAX_BUFFERS=バッファ数

受信バッファの最大数を指定します。受信バッファは,モデム・ポートからのデータを受信するために使用されます。必要なだけ確保されます。

省略時の設定は 100 です。指定可能な最小値は 20 です。

/PARITY=NONE (省略時の設定)

/PARITY=ODD

/PARITY=EVEN

出力ターミナル回線のパリティ・チェックを制御します。

/READ_DELAY=遅延時間

モデム・ポートの読み込み遅延をミリ秒で指定します。この遅延時間は,モデム・ポートからターミナルの受信バッファへのデータ転送の時間間隔です。

省略時の設定は 50 ミリ秒で,この値は最小値です。

遅延時間を長くすると,ターミナルでの表示間隔が長くなります。また,データ・オーバラン・エラーの発生確立も高くなりますが, CPU 負荷は軽くなります。

/SPEED=(出力速度,入力速度)

ターミナルがデータを送受信するときの速度(ボー・レート)を指定します。速度に1つだけ値を指定する場合には,入力ボー・レートと出力ボー・レートは同じ速度に設定されます。

すべてのターミナルが,入力ボー・レートと出力ボー・レートに対して異なる値をサポートするわけではありません。各ターミナルのボー・レートについての詳細は,そのターミナルのマニュアルを参照してください。

省略時の通信速度は,システムごとに異なります。

指定できる値は,次のとおりです。


 50       150       1800       4800       38400 
 75       300       2000       7200       57600 
110       600       2400       9600       76800 
134      1200       3600      19200      115200 

不正な,または,サポートされない速度が指定された場合,設定値は以前のままです。


#1

$ SET HOST/DTE TTA2:/DIAL=NUMBER:5551234
Username: SMITH
Password: 


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