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ここでは,SSH セッションに関連する制限事項について説明します。
Remote Port Info: Host: unixsys.myco.com Port:2728 |
同様に,OpenVMS クライアントに関する情報は次のように表示されます。
Remote Port Info: Host: mysys.com Locn:_RTA4:/USER |
同様の SSH セッションでは,上記のような情報は表示されません。
-SYSTEM-W-DATAOVERUN, data overrun |
$ @SYS$SYSTEM:SHUTDOWN.COM |
シャットダウンの中のユーザ・プロセスを停止するフェーズで,SSH セッションが切断されます。
ここでは,SSH セッション・メッセージに関する制限事項について説明します。
BannerMessageFile TCPIP$SSH_DEVICE:[TCPIP$SSH]BANNER1.TXT BannerMessageFile /TCPIP$SSH_DEVICE/TCPIP$SSH/BANNER2.TXT BannerMessageFile /etc/banner3.txt |
引数は,OpenVMS 形式でも UNIX 形式でもかまいません。引数では,大文字と小文字は区別されません。コンフィギュレーション・ファイルに同じオプションの定義が 2 つ以上登録されている場合は,最後に登録されている定義が有効になります。
%TCPIP-E-SSH_FC_ERR_NO_S, file doesn't exist |
Received signal 2, SIGINT: Interactive attention signal. |
このメッセージは無視してください。
$ LOGOUT Connection to tst1 closed.at 7-AUG-2003 14:37:15.01 |
ここでは,SSH リモート・コマンドに関する制限事項について説明します。
$ ssh user@unixhost ls -a
user's password:
Authentication successful.
.
..
.TTauthority
.Xauthority
.cshrc
.dt
.dtprofile
|
出力を正しく表示するには,次のコマンドの例のようにコマンドに
-tオプションを使用します。
$ ssh -t user@unixhost ls -a |
$ MONITOR PROCESS/TOPCPU |
このコマンドをローカルに実行すると,継続的に更新される棒グラフが表示されます。リモート・コマンドとして実行すると,更新された各画面が順に表示されます。さらに,Ctrl/C を使用してコマンドを終了することもできません。
ここでは,バッチ・モードの制限事項について説明します。
$ ASSIGN OUT.DAT SYS$OUTPUT |
| 目的 | フラグ |
|---|---|
| SSH (リモート・コマンド実行またはポート転送) | -o batchmode yes |
| SCP | "-B" |
| SFTP | "-B" { batchfile} |
ここでは,X11 ポート転送の制限事項と問題点について説明します。
$ SHOW LOGICAL DECW$DISPLAY |
WSA デスプレイ・デバイスの場合は, SHOW DISPLAY コマンドを使用して display 変数の値を表示します。
OpenVMS クライアントで display 変数をサーバに設定するには,次の例に示すように, SET DISPLAY コマンドを使用します。ただし,16.20.176.33 はサーバ・ノード・アドレスです。
$ SET DISPLAY/CREATE/NODE=16.20.176.33/TRANSPORT=TCPIP |
OpenVMS 上の SSH は,ローカル・トランスポートと TCP/IP トランスポートだけをサポートします。ローカル・トランスポートを使用する場合は,ディスプレイが表示されるシステムをローカル・システムとして使用し,そのシステムで X11 サーバを実行している必要があります。ローカル・トランスポートの場合は,次のコマンドを使用してディスプレイを設定します。
$ SET DISPLAY/CREATE/TRANSPORT=LOCAL |
UNIX システムでは,次のコマンドを使用して display 変数を設定することで,アドレスが 16.20.176.33 で TCP/IP トランスポートを使用するサーバ・ノードを指定します。
>setenv display 16.20.176.33:0.0 |
ローカル・トランスポートを使用するには,次の UNIX コマンドを使用します。
>setenv display :0.0 |
3.11.12 SSH ファイル転送 (すべてのファイル・サイズ)
ここでは,ファイル転送操作に関連する SSH の制限事項について説明します。
sftp> ls . .bash_logout .login Warning: packet length mismatch: expected 27, got 8; connection to non-standard server? |
一時停止した後,次のメッセージが表示されます。
sftp> Warning: packet length mismatch: expected 23, got 8; connection to non-standard server? |
警告が表示されても,OpenVMS での操作は正しく実行されます。警告は無視してかまいません。警告が表示されないようにするには,次の例に示すように,論理名 TCPIP$SSH_TOLERANT_PROTOCOL_STATUS をシステム単位で割り当てます。
$ DEFINE/SYSTEM TCPIP$SSH_TOLERANT_PROTOCOL_STATUS 1 |
リブートのたびにこの割り当てを保持するには,このコマンドを適切なスタートアップ・コマンド・プロシージャに追加します。
プロトコルのインプリメントや,クライアントが OpenVMS 形式のファイル指定を取り扱うことができるかどうかなどの要因に応じて,他のバージョンや他のクライアントも問題なく動作する可能性があります。
%TCPIP-E-SSH_FC_ERR_INVA, file record format invalid for copy |
ここでは,大きいファイルの転送に関連する制限事項について説明します。
%TCPIP-E-SSH_FC_ERROR, undetermined error within sshfilecopy |
次のメッセージが OpenVMS SSH サーバに表示されます。
log (TCPIP$SSH_GOME:TCPIP$SSH_RUN.LOG): Mon 28 13:09:15 INFORMATIONAL: Local disconnected: Connection closed. Mon 28 13:09:15 INFORMATIONAL: connection lost: 'Connection closed.' |
Disconnected; connection lost (Connection closed.) tcpip$ssh_scp2.exe: warning: child process (/sys$system/tcpip$ssh_ssh2) exited. %TCPIP-E-SSH_FC_ERROR, undetermined error within sshfilecopy |
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