HP OpenVMS Systems Documentation |
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この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
指定可能な値は次のとおりです。
| 値 | 説明 |
|---|---|
| NEVER | (省略時の値) システムでアクセスする書き込み共有ファイルに対して公平さを向上させる,より高いオーバヘッド・オプションを使用しない。最小限のオーバヘッド。 |
| SOMETIMES | システムでアクセスされる有効になったグローバル・バッファを備えた書き込み共有ファイルに対する,より公平なバケット・アクセスのために使用する (ただし,オーバヘッドは高い)。 |
| ALWAYS | システムでアクセスされる書き込み共有ファイルすべてに対する,より公平なバケット・アクセスのために使用する (ただし,オーバヘッドは高い)。 |
このシステム・パラメータを DCL コマンド SET RMS_DEFAULT/SYSTEM/CONTENTION_POLICY=値で設定し,パラメータを DCL コマンド SHOW RMS_DEFAULT で表示することができます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
通常は省略時の値を使用すれば適切です。しかし,先読み操作や後書き操作を使用する場合には,この値を大きくすると,性能を向上できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
ネットワーク・ブロック数は,データの送受信に使用する入出力バッファに RMS が割り当てるブロック数です。ただし,リモート・ファイルへのアクセスに使用するバッファ・サイズは,RMS とリモート・ファイル・アクセス・リスナ (FAL) との間で交渉されます。2 つのサイズの内,小さいバッファ・サイズが選択されます。
したがって,この値は使用されているネットワーク・バッファ・サイズの上限です。リモート・ファイルとの間で転送できるレコード・サイズの上限でもあります。すなわち,転送できる最大レコードは, RMS_DFNBC に 512 バイトを掛けた値以下となります。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
このシステム・パラメータは,DCL の SET RMS_DEFAULT/SYSTEM コマンドを使用して設定でき,SHOW RMS_DEFAULT コマンドを使用して表示できます。
プロセスは,そのプロセスを作成したプロセスの省略時のファイル保護を必ず継承するので,RMS_FILEPROT が省略時のファイル保護を指定する対象は,ログイン・コマンド・プロシージャや会話型セッションで DCL の SET PROTECTION/DEFAULT を実行しないユーザだけです。
保護はマスクで表します。保護マスクの指定方法については,『OpenVMS System Services Reference Manual』のシステム・サービス $CRMPSC の説明を参照してください。省略時のマスクは,次の保護を表す 64,000 (10 進) または FA00 (16 進) です。
(S:RWED,O:RWED,G:RE,W:) |
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| 0 (省略時の設定) | 後書き機能を有効にしない。RAB$L_ROP の RAB$V_WBH を設定することで,ユーザが後書きを要求する場合にのみ,後書きを使用する以前の動作を保持する。 |
| 1 | 少なくとも 2 つのローカル・バッファの割り当てを含み,システムの省略時の設定として後書き機能を有効にする。 |
VAX システムでは,現在のプロセス・ページ・ファイルのために予約され,預けられるページ数を設定します。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
Alpha システムおよび I64 システムでは,システム通信サービス (SCS) バッファは必要に応じて割り当てられ, SCSBUFFCNTは弊社が使用するために予約されています。
省略時の値は,ほとんどのシステムにおいて適切です。システム通信アーキテクチャ (SCA) ポートが設定されていないシステムでは,このパラメータは無視されます。
SCSI_ERROR_POLL の目的は,OpenVMS が,SCSI Test Unit Ready コマンドを 1 時間ごとに各 SCSI ディスクへ送信し,ラッチされたエラーがラッチ解除されすぐに報告されるようにすることです。 SCSI_ERROR_POLL のデフォルト値は 1 です。ただし,ユーザは 0 を設定して,エラー・ポーリング動作を停止させることもできます。
このパラメータは,パラレル SCSI だけではなく, Fibre Channel で接続されている SCSI ディスクにも影響を与えます。ディスクに複数のパスがある場合,エラー・ポーリングは,ディスクに対するサービスが行われていないすべてのパスに対して行われます。テープなど,ディスク以外のその他のデバイスは,このパラメータの設定にかかわらず,エラー・ポーリングの対象外です。
SCSI サード・パーティ・デバイスを含むシステム構成で,特定のデバイス ID に対してディスクまたはテープの SCSI クラス・ドライバのロードを禁止します。 SCSI_NOAUTO システム・パラメータは 32 ビットのビット・マスクを格納します。下位バイトは最初の SCSI バス (PKA0) に対応し,2 バイト目は 2 番目のSCSIバス (PKB0) に対応します。以下も同様です。
各 SCSI バスに対して下位ビットを設定すると,SCSI デバイス ID が 0 であるデバイスの自動構成が禁止されます。下位 2 ビット目を設定すると,SCSI デバイス ID が 1 であるデバイスの自動構成が禁止されます。以下も同様です。たとえば, 0000200016 という値は,SCSI ポート ID B によって識別されるバスで SCSI ID が 5 のデバイスの設定を禁止します。省略時の設定では,マスク内のビットはすべてクリアされた状態であり,すべてのデバイスは設定可能です。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
最大6文字の文字列を二重引用符で囲んで指定します。
最大値である 6 文字は必ず守るようにしてください。 SCSNODE システム・パラメータのサイズが 6 文字を超えている場合, SYSBOOT はこのパラメータの値を切り捨てます。 |
コンピュータがOpenVMS Clusterに接続されている場合には, SCSNODEはクラスタ内で固有の文字列でなければなりません。ヌル文字列は指定しないでください。
コンピュータがDECnet for OpenVMSを実行している場合には,このパラメータの値はDECnetノード名と同じです。
SCA ポートや DSA ポートが設定されていないシステムでは, SCSRESPCNT は無視されます。
コンピュータがOpenVMS Clusterに接続されている場合には,クラスタ内で固有の値を指定します。ゼロの値は使用しないでください。
コンピュータがDECnet for OpenVMSを実行している場合には,次の公式を使用してDECnetアドレスからSCSSYSTEMIDを計算します。
SCSSYSTEMID = ((DECnet エリア番号) * 1024) + (DECnet ノード番号) |
例: DECnetアドレスが2.211の場合には,次のようになります。
SCSSYSTEMID = (2 * 1024) + 211 = 2259 |
次のビットが定義されています。
| ビット | 説明 |
|---|---|
| 0 | 廃止。 |
| 1 | 複数のユーザ名を DECW$SERVER に接続することを許可する。 |
| 2 | 評価されていない DECwindows トランスポート (TCP/IP など) を許可する。 |
| 3 | $SIGPRC および $PRCTERM がジョブ・ツリーをスパンすることを許可する。 |
| 4 | オブジェクト・サーバが存在しないために,クラスタ・データベース VMS$OBJECTS.DAT を更新できないときに,ローカル・ノードで保護されているオブジェクトに対してセキュリティ・プロファイル変更を許可する。 |
| 5 | オブジェクト・サーバが存在しないために,クラスタ・データベース VMS$OBJECTS.DAT を更新できないときに,ローカル・ノードで保護されたオブジェクトの作成を許可する。 |
| 6 | CAPTIVE アカウントにおいて SPAWN コマンドや LIB$SPAWN コマンドの実行を許可する。 |
| 7 | 弊社の使用のため予約。 |
| 8 | 弊社の使用のため予約。 |
| 9 | システム全体で ACME エージェント間のパスワード同期を禁止する。これは SYS$SINGLE_SIGNON 論理名ビット・マスク値 4 を LOGINOUT にすることと機能的に同等である。 |
| 10 | 期限切れになっている,またはモードの制限でアカウントの使用が禁止されている SYSUAF レコードに主要名がマップされているユーザに対して,特権つきアプリケーションでの正常な認証を許可する。
禁止されているまたはパスワードが期限切れになっている SYSUAF レコードは,この方式では省略できない (従来の OpenVMS 認証の場合)。 SECURITY 特権のあるアプリケーションは,登録チェックに優先するように SYS$ACM の ACME$M_NOAUTHORIZE 関数修飾子を指定する。 |
| 11 | 外部認証を使って SYSUAF ファイルのすべてのレコードをマップすることを許可する。 |
| 12 | 命令をクラスタワイドにするか,ローカルごとにする。このビットがクリアされていると,命令はクラスタワイドになる。 |
| 13 | 弊社の使用のため予約。 |
| 14 | ユーザがファイルやディレクトリに対する実行アクセス権と読み込みアクセス権のどちらかを持っている場合は,ファイルおよびディレクトリの内部名とバックリンクの読み込みを許可する。このビットがオフの場合,読み込みアクセスが必要。
このビットをオンにすると,パス中のいくつかのディレクトリに対してユーザが実行権しか持たない場合でも,ファイルやディレクトリの完全な POSIX パス名を表示できる。この機能は,以下の状況で必要となる。
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