HP OpenVMS Systems Documentation |
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プリント・キューまたはターミナル・キューから,論理キューの割り当てを解除し,論理キューを停止します。 DEASSIGN/QUEUE コマンドは,バッチ・キューには使用できません。キューに対する管理 (M) アクセス権が必要です。
DEASSIGN/QUEUE 論理キュー名[:]
論理キュー名[:]
特定のプリント・キュー,またはターミナル・キューから割り当てを解除する,論理キューの名前を指定します。
DEASSIGN/QUEUE コマンドを入力すると,論理キュー内のジョブは, ASSIGN/QUEUE コマンドでキューを別のプリント・キューまたは装置に再割り当てされるまで,待ち状態になります。
| #1 |
|---|
$ ASSIGN/QUEUE LPA0 ASTER . . . $ DEASSIGN/QUEUE ASTER $ ASSIGN/MERGE LPB0 ASTER |
この ASSIGN/QUEUE コマンドは,ASTER という論理キューを LPA0 というプリント・キューに割り当てます。このあと DEASSIGN/QUEUE コマンドを使用して,この論理キューの割り当てを解除します。ASSIGN/MERGE コマンドは, ASTER に含まれるジョブを,LPB0 というプリント・キューに再割り当てします。
OpenVMS Debugger を起動します。OpenVMS Debugger についての詳細は『OpenVMS デバッガ説明書』を参照してください。
DCL レベルからデバッガ・コマンドのヘルプを参照したい場合は,次のコマンドを入力します。
$ HELP/LIBRARY=SYS$HELP:DBG$HELP DEBUG
DEBUG
ヒープ・アナライザには,メモリの使用状況をリアルタイムで図に示す機能があります。示された図を検討することで,性能を改善できる可能性のあるアプリケーション部分を素早く判別することができます。たとえば回数の多すぎるメモリ割り当て,大きなメモリ・ブロック,フラグメンテーションの顕在化,あるいはメモリ・リークなどに気付きます。デバッガからのヒープ・アナライザの実行についての詳細は,『OpenVMS デバッガ説明書』を参照してください。
OpenVMS I64 では,スタンドアロン・ヒープ・アナライザはデバッガから起動します。 OpenVMS Alpha および OpenVMS VAX では,スタンドアロン・ヒープ・アナライザは次のコマンドで起動します。
$ DEFINE/USER/NAME=CONFINE LIBRTL SYS$LIBRARY:LIBRTL_INSTRUMENTED $ RUN/NODEBUG program
/CLIENT
DEBUG クライアントの Motif インタフェースを起動します。クライアントから,サーバによって表示されるネットワーク・バインディング文字列を使用して接続します。サーバに最初に接続したクライアントは 1 次クライアントであり,そのサーバに接続できる 2 次クライアントの数を制御します。/KEEP
保持デバッガ (Kept Debugger) を起動します。保持デバッガは, 1 つのイメージを何度もデバッグしたり,デバッガを終了せずに特定の複数のイメージをデバッグしたりすることができます。保持デバッガを起動するには,DEBUG/KEEP コマンドを実行します。
/RESUME (省略時の設定)
デバッグしているプログラムの実行を Ctrl/Y で中断した後,非保持デバッガを再起動します (LINK コマンドで /NOTRACEBACK 修飾子を指定してリンクしたプログラムを中断することはできません)。Ctrl/Y でプログラムの中断をしていない場合は, DEBUG/RESUME コマンドを実行しても何も起こりません。
/SERVER [=([BINDING_INFO=ファイル指定] [,PROTOCOLS=(プロトコル[,...])])]
DEBUG サーバを起動します。 DEBUG サーバには,同一の OpenVMS ノードあるいはリモート OpenVMS ノード,または Microsoft® Windows® 95 あるいは Microsoft Windows NT® が稼動している PC ノード上の最大 30 までのクライアントが同時に接続することができます。省略可能な BINDING_INFO キーワードを指定する場合は,サーバ・バインディング識別文字列が書き込まれるファイル指定を指定します。このキーワードを指定しない場合は,ファイルは作成されません。
省略可能な PROTOCOLS キーワードを指定する場合は, DEBUG サーバに接続するために有効とするネットワーク・プロトコルを指定します。指定されたプロトコルだけが有効となります。このキーワードを指定しない場合は,すべてのプロトコルが有効となります。プロトコル引数には,次のキーワードのいずれか 1 つあるいは複数を指定することができます。
ALL
[NO]DECNET
[NO]TCP_IP
[NO]UDPサーバに最初に接続したクライアントは 1 次クライアントとなります。 1 次クライアントの接続後に接続したクライアントは 2 次クライアントとなります。 1 次クライアントは,そのサーバに接続できる 2 次クライアントの数を制御します。
サーバは,一連の RPC バインディング文字列を表示して,クライアントがサーバに接続するために経由するポート番号を識別します。ポート番号は,識別文字列の最後の角括弧 ([]) の中に表示されます。
クライアントから接続する場合の最も簡単なポート識別文字は,サーバのノード名と角括弧に囲まれたポート番号で構成されます。次の例はすべて正しいバインディング識別文字列です。
NODNAM[1234]
NCACN_IP_TCP:16.32.16.25[1112]
16.32.16.25[1112]
NCACN_DNET_NSP:63.1004[RPC20A020DD0001]
注意
デバッグ・サーバを起動するには,ライト・データベースに DBG$ENABLE_SERVER 識別子を持っている必要があります。デバッグ・サーバを使用する場合は注意してください。一度デバッグ・サーバを起動すると,ネットワーク上の任意のクライアントがそのデバッグ・サーバに接続することができます。
システム管理者は,DBG$ENABLE_SERVER 識別子を許可する前に,ライト・データベースにアクセスするための書き込みアクセスを持つアカウントから DEBUG/SERVER コマンドを実行してこの識別子を作成しておかなければなりません。システム管理者は一度だけこの識別子を作成する必要があります。以降は,Authorize ユーティリティを起動して,ライト・データベースのユーザ・アカウントに DBG$ENABLE_SERVER 識別子を許可することができます。
/TARGET_ARCHITECTURE[=オプション]
/KEEP とともに使用し,System Code Debugger を使用してデバッグを実行する対象の OpenVMS ソフトウェアを実行しているシステムのアーキテクチャを指定します。オプションは,次のとおりです。
HOST (省略時の設定) ターゲット・アーキテクチャが,ホストのアーキテクチャと同じ (つまり,DEBUG/KEEP コマンドを入力するシステムである)。 ALPHA ターゲット・アーキテクチャが,Alpha プロセッサである。 IA64 ターゲット・アーキテクチャが, Intel® Itanium® プロセッサである。
| #1 |
|---|
$ FORTRAN/DEBUG/NOOPTIMIZE WIDGET
$ LINK/DEBUG WIDGET
$ RUN WIDGET
[ Debugger Banner and Version ]
%DEBUG-I-INITIAL, language is FORTRAN, module set to WIDGET
DBG>
|
FORTRAN および LINK コマンドは /DEBUG 修飾子を指定して,デバッガ・シンボル・テーブル情報とプログラム WIDGET.FOR をコンパイルしています。このプログラムはデバッグ情報でコンパイルおよびリンクされているので,RUN コマンドでプログラムが開始されるとイメージ・アクティベータは自動的にデバッガを起動します。デバッガが起動された時点では,プログラム・コードは展開されていません。
| #2 |
|---|
$ FORTRAN/DEBUG/NOOPTIMIZE WIDGET
$ LINK/DEBUG WIDGET
$ RUN/NODEBUG WIDGET
NAME:
NAME:
NAME:
^Y
$ DEBUG/RESUME
[ Debugger Banner and Version ]
%DEBUG-I-INITIAL, language is FORTRAN, module set to WIDGET
DBG>
|
FORTRAN および LINK コマンドは /DEBUG 修飾子を指定して,デバッガ・シンボル・テーブル情報でプログラム WIDGET.FOR をコンパイルしています。RUN コマンドはイメージ WIDGET.EXE の実行を始めます。このイメージはループし,制御不可能です。Ctrl/Y でプログラムに割り込みをかけ, DEBUG/RESUME コマンドで制御をデバッガに移します。
| #3 |
|---|
$ CC/DEBUG/NOOPTIMIZE ECHOARGS
$ LINK/DEBUG ECHOARGS
$ ECHO == "$ sys$disk:[]echoargs.exe"
$ DEBUG/KEEP
[ Debugger Banner and Version ]
DBG> RUN/COMMAND="ECHO"/ARGUMENTS="fa sol la mi"
%DEBUG-I-INITIAL, language is C, module set to ECHOARGS
%DEBUG-I-NOTATMAIN, type GO to get to start of main program
DBG>
.
.
.
DBG> RERUN/ARGUMENTS="fee fii foo fum"
%DEBUG-I-INITIAL, language is C, module set to ECHOARGS
%DEBUG-I-NOTATMAIN, type GO to get to start of main program
DBG>
.
.
.
DBG> RUN/ARGUMENTS="a b c" ECHOARGS
%DEBUG-I-INITIAL, language is C, module set to ECHOARGS
%DEBUG-I-NOTATMAIN, type GO to get to start of main program
DBG>
|
CC および LINK コマンドは /DEBUG 修飾子を指定して,デバッガ・シンボル・テーブル情報でプログラム ECHOARGS.C をコンパイルしています。
シンボル定義コマンドは,デバッグ・セッション中にフォーリン・コマンドを定義します。
DEBUG/KEEP コマンドは,保持デバッガを起動します。
最初の RUN コマンドは,/COMMAND 修飾子を使用してイメージ・ファイルを起動するフォーリン・コマンドを指定し, /ARGUMENTS 修飾子を使用して引数の文字列を指定します。
RERUN コマンドは同一イメージ・ファイルを再起動し, /ARGUMENTS 修飾子を使用して新しい引数の文字列を指定します。
2 番目の RUN コマンドは新しいイメージ・ファイル,および新しい引数の文字列を指定します。
| #4 |
|---|
$ PASCAL/DEBUG/NOOPTIMIZE 8QUEENS
$ LINK/DEBUG 8QUEENS
$ DEFINE/USER/NAME=CONFINE LIBRTL SYS$LIBRARY:LIBRTL_INSTRUMENTED
$ RUN/NODEBUG 8QUEENS
[Heap Analyzer window is displayed]
|
PASCAL および LINK コマンドは /DEBUG 修飾子を指定して,デバッガ・シンボル・テーブル情報でプログラム 8QUEENS.PAS をコンパイルします。
DEFINE コマンドにより,ヒープ・アナライザはメモリ割り当てとメモリ割り当ての解除に関する情報を収集する LIBRTL にアクセスします。
RUN/NODEBUG コマンドはヒープ・アナライザを起動しますが,デバッガは起動しません。
| #5 |
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$ DEBUG/SERVER=(PROTOCOLS=(TCP_IP,DECNET)) %DEBUG-I-SPEAK: TCP/IP: YES, DECnet: YES, UDP: NO %DEBUG-I-WATCH: Network Binding: ncacn_ip_tcp:16.32.16.25[1112] %DEBUG-I-WATCH: Network Binding: ncacn_dnet_nsp:63.1004[RPC20A020DD0001] %DEBUG-I-AWAIT: Ready for client connection... |
DEBUG/SERVER コマンドは,ネットワーク・プロトコルの TCP/IP および DECnet を指定して,デバッグ・サーバに接続します。バインディング文字列は TEMP.TMP ファイルに保存されることに注意してください。 TYPE コマンドを使用して,TEMP.TMP の内容を表示することができます。
コマンド,またはプログラムの入力ストリームの先頭を示します。
DECK
DECK コマンドは,コマンドまたはプログラムの入力になるデータに印を付けます。 DECK コマンドを使用できるのは,入力データが必要なコマンドまたはプログラムを実行する要求の後だけです。コマンド・プロシージャでは,入力ストリーム内の任意のデータ・レコードの空白でない最初の文字がドル記号の場合,このコマンドが必要です。また,コマンド・プロシージャでは, DECK コマンドの前にドル記号を付けなければなりません。ドル記号は,入力レコードの最初の文字位置 ( カラム 1) になければなりません。
DECK コマンドは,単一データ・ストリームに対してだけファイルの終端 (EOF) 指示子を定義します。DECK コマンドを使用すると,ドル記号で始まるデータ・レコードを入力ストリームに入れることができます。入力ストリームに 1 つまたは複数のデータの集合を入れるには, DECK コマンドの後にそれぞれをEOF指示子で終了させたデータの集合を続けます。
/DOLLARS 修飾子で指定した EOF 指示子が検出されると, EOF 指示子は省略時の設定,つまりドル記号で始まるレコードに再設定されます。現在のコマンド・レベルの実際の EOF 指示子が検出された場合も,省略時の設定が再設定されます。
/DOLLARS[=文字列]
指定した 1 〜 15 文字の文字列を,ファイル終了 (EOF) 指示子として設定します。 $EOD という文字列から始まる 1 つまたは複数のレコードが,入力データに含まれている場合に,文字列を指定します。リテラルとしての小文字や,複数の空白あるいはタブを含むファイル終了指示子を指定する場合には,引用符 (" ") で囲まなければなりません。/DOLLARS 修飾子を指定しない場合や, /DOLLARS 修飾子だけを指定して文字列を省略する場合には,ファイルの終了 (EOF) を示すために,EOD コマンドを使用しなければなりません。
| #1 |
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この例の Fortran および LINK コマンドは,プログラム A をコンパイルしリンクします。プログラム A が実行されると,論理装置 SYS$INPUT からプログラム A が読み込んだすべてのデータは,コマンド・ストリームから読み込まれたデータです。DECK コマンドは,入力ストリームのレコードの最初の文字位置 ( カラム 1) にドル記号を入れられることを示しています。 EOD コマンドは,データの終端 (end-of-file) を示します。
| #2 |
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この例の CREATE コマンドは,入力ストリームに入力された行からコマンド・プロシージャ・ファイル TEST.COM を作成します。 DECL/DOLLARS コマンドは,パーセント記号 (%) が CREATE コマンドの EOF 指示子であることを示しています。これにより文字列 $EOD は入力レコードとして読み込まれ, RUN コマンドに対する入力の終わりを示します。
論理名に等価名を対応させます。
DEFINE 論理名等価名[,...]
論理名
論理名文字列を指定します。論理名文字列には,1 文字から 255 文字までを含むことができます。次の規則が適用されます。
- 論理名が,プロセスまたはシステムの論理名ディレクトリ・テーブル (LNM$SYSTEM_DIRECTORY および LNM$PROCESS_DIRECTORY) に入力された場合,論理名は 1 文字から 31 文字までの英数字 ( ドル記号 ($) とアンダースコア (_) 文字を含む ) だけで構成されます。論理名が論理名テーブル名に変換される場合は,名前の中の英文字はすべて大文字である必要があります。
- 論理名の最後にコロン (:) を指定した場合,DEFINE コマンドは,そのコロンを論理名の一部として保存します。( この点は,ASSIGN コマンドと異なっています。 ASSIGN コマンドでは,論理名テーブルに名前を登録する前に,コロンが削除されます。) 省略時の設定では,論理名はプロセス論理名テーブルに登録されます。
- 文字列に英数字,ドル記号,またはアンダースコア以外の文字が含まれている場合には,その文字列を引用符 (" ") で囲みます。論理名に引用符が含まれる場合には,論理名全体を引用符で囲み,論理名の中で引用符 (") が必要な位置に連続する 2 つの二重引用符 ("") を指定します。論理名を引用符で囲む場合には,英字の大文字と小文字の区別もそのまま保存されます。
等価名[,...]
1 文字から 255 文字までの文字列を指定します。
- 文字列に英数字,ドル記号,またはアンダースコア以外の文字が含まれる場合には,文字列全体を引用符で囲まなければなりません。等価文字列に引用符が含まれる場合には,文字列全体を引用符で囲み,引用符 (") が必要な位置に連続する2つの二重引用符 ("") を指定します。 2 つ以上の等価名を指定すれば,サーチ・リストを作成できます。 1 つの論理名は,最大 128 個までの等価名を持つことができます。
- ファイル指定として使用される等価名を指定する場合には,その等価名が直接使用されるときに必要となる区切り文字 ( コロン,かぎ括弧,ピリオド ) も含まなければなりません。したがって,等価名として装置名を指定する場合には,等価名の最後にコロンを指定します。
DEFINE コマンドでは,同じ論理名を複数の等価名に割り当てることができます。たとえば,同じ論理名を使用して異なるディスクの異なるディレクトリを,アクセスすることができ,また異なるディレクトリの異なるファイルをアクセスできます。
DEFINEコマンドは,1 つまたは複数の等価名を表わす論理名を定義して,論理名テーブル内のエントリを作成します。等価名には,装置名,別の論理名,ファイル指定,または他の文字列を使用できます。論理名の使用を,特定のプロセス,特定のジョブ,特定のグループに制限することができます。また,論理名をシステム全体あるいは OpenVMS Cluster システム全体で使用することもできます。これは,論理名が作成されるテーブルに依存します。テーブルを指定するには, /PROCESS,/JOB,/GROUP,/SYSTEM,/TABLE の修飾子のいずれかを使用します。
最初の 4 つの修飾子は,それぞれプロセス,ジョブ,グループ,システムの論理名テーブルを表わしています。/TABLE 修飾子は,任意のタイプのテーブルを指定するために使用されます。/TABLE 修飾子は,クラスタ全体の論理名テーブルを指定する場合に使用される唯一のものです。
/PROCESS,/JOB,/GROUP,/SYSTEM,/TABLE の修飾子の複数を指定した場合は,最後に指定した修飾子だけが有効となります。これらの修飾子のいずれも指定しない場合は,論理名はユーザのプロセス論理名テーブルに追加されます。
作成する論理名のアクセス・モードを指定するには,/USER_MODE, /SUPERVISOR_MODE,または /EXECUTIVE_MODE 修飾子を使用します。複数の修飾子を指定した場合は,最後に指定した修飾子だけが有効です。アクセス・モードを指定しないと,スーパバイザ・モード名が作成されます。名前を入れるテーブルと同じモードまたは外側のモードで,論理名を作成できます ( 利用者モードが一番外側のモードで,エグゼクティブ・モードが一番内側のモードです )。
それぞれの論理名のアクセス・モードが異なる限り,同じ論理名テーブルに同じ名前を持つ複数の論理名をいれることができます ( ただし,テーブル内の既存の論理名が NO_ALIAS 属性を持つ場合は,このテーブルで同じ名前を使用して外側のモードの論理名を作成できません )。
既存の名前と同じモードで,同じテーブルに同じ名前を持つ論理名を作成すると,新しい論理名で既存の論理名が置き換えられます。
ASSIGN コマンドを使用して,論理名を作成することもできます。テーブルから論理名を削除するには,DEASSIGN コマンドを使用します。
注意
SYS$SYSTEM: 内の実行可能イメージのファイル名と同じ論理名を割り当てないでください。そのイメージが起動できなくなります。
等価名を指定しない ( すなわちインデックスを指定しない ) で論理名を作成する場合は,$CRELNM システム・サービスを使用します。
等価名として ODS-5 ファイル名を指定する場合は,『OpenVMS システム管理者マニュアル (上巻)』を参照してください。
アプリケーションでの使用を除く,論理名および論理名テーブルについての完全な説明については,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』を参照してください。アプリケーションでの論理名の使用については,『OpenVMS Programming Concepts Manual』を参照してください。クラスタ全体の論理名の管理については,『OpenVMS Cluster システム』を参照してください。また,論理名の変換に使用されるレキシカル関数 F$TRNLNM についての本書の説明も参照してください。
/CLUSTER_SYSTEM
この修飾子を使用するためには, SYSTEM アカウントでログインするか, SYSNAM (システム論理名) または SYSPRV (システム) 特権を持っている必要があります。
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