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HP OpenVMS Systems
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OpenVMS

OpenVMS
システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル


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Alpha や I64 のシステム・ディスクでボリューム・シャドウイング・ミニマージ機能を有効にする計画がある場合は,必ず代替ディスクをDOSDとして指定してください。

注意

Alpha システムと I64 システムでは,OpenVMS Alpha と OpenVMS I64 のダンプ圧縮機能を使用すると,システム・ディスクの容量を節約し,クラッシュが発生したときに,システム・メモリの記録時間を短縮できます。省略時の AUTOGEN による計算を無効にした場合を除き (MODPARAMS.DAT で DUMPSTYLE を設定することにより),AUTOGEN は次のアルゴリズムを使用します。

  • メモリが 128 MB 未満のシステムでは,DUMPSTYLE を 1 (選択的なダンプ) に設定し,それに応じてダンプ・ファイルのサイズを設定します。

  • メモリが 128 MB 以上のシステムでは,DUMPSTYLE を 9 (圧縮した選択的なダンプ) に設定し,対応する圧縮しないダンプの場合の値の 2/3 のサイズのダンプ・ファイルを作成します。

例:

00000006 というマスクは,完全なコンソール出力とともに完全なダンプをシステム・ディスクから (別のディスクに) 送信するようにシステムに要求します。

VAX 7000 の場合,00098006 というマスクは,完全なコンソール出力とともに完全なダンプを,ユニット番号が 9 の DOSD に送信するようにシステムに要求します。

Alpha システムと I64 システムでは,00000009 というマスクは,最小コンソール出力とともに選択的なダンプを圧縮するように,システムに要求します。

ERLBUFFERPAG_S2 (Alpha および I64 で A)

ERLBUFFERPAG_S2 は,ERRORLOGBUFF_S2 パラメータで要求した各 S2 空間エラー・ログ・バッファ用に割り当てる, S2 空間メモリの量を指定します。

ERLBUFFERPAG_S2 の値を大きくしたときには,AUTOGEN を実行するか,システム・ダンプ・ファイルとエラー・ログ・ダンプ・ファイルのサイズを手動で大きくしなければなりません。

ERLBUFFERPAGES (Alphaシステムおよび I64 システムで A)

ERLBUFFERPAGES は,ERRORLOGBUFFERS パラメータで要求した各 S0 空間エラー・ログ・バッファ用に割り当てる, S0 空間メモリの量を指定します。

ERRORLOGBUFF_S2 (Alpha システムおよび I64 システムで A)

ERRORLOGBUFF_S2 は,システム・エラー・ログ・エントリ用に確保される S2 空間エラー・ログ・バッファの数を指定します。各バッファの長さは ERLBUFFERPAG_S2 です。 ERRORLOGBUFF_S2 の値が小さすぎる場合には,メッセージがエラー・ログ・ファイルに書き込まれない可能性があります。この値が大きすぎる場合には,不必要に多くの物理ページがバッファ用に使用される可能性があります。

ERRORLOGBUFF_S2 の値を大きくした場合には,AUTOGEN を実行するか,システム・ダンプ・ファイルとエラー・ログ・ダンプ・ファイルのサイズを手動で大きくしなければなりません。

ERRORLOGBUFFERS (Alpha システムと I64 システムで A)

ERRORLOGBUFFERS は,システム・エラー・ログ・エントリ用に確保される S0 空間エラー・ログ・バッファの数を指定します。各バッファの長さは ERLBUFFERPAGES です。 ERRORLOGBUFFERS の値が小さすぎる場合には,メッセージがエラー・ログ・ファイルに書き込まれない可能性があります。この値が大きすぎる場合には,不必要に多くの物理ページがバッファ用に使用される可能性があります。

EXPECTED_VOTES (A)

同時にクラスタ内に存在することができる最大ボート数を指定します。すべての VAXcluster メンバのボート・パラメータ値の合計に,クォーラム・ディスクが提供するボートを加算した値を設定します。クラスタが機能するために存在しなければならないボート数の自動計算時に,このパラメータ値が使用されます (クォーラム)。

EXTRACPU (D)

プロセスがタイムアウトした後,すなわちプロセスの CPU 時間制限値に達した後に,各アクセス・モードにおける各プロセス終了ハンドラに割り当てる時間を 10 ミリ秒単位で設定します。

FAST_PATH

(Alpha および I64) FAST_PATH は,すべての Fast Path 対応のポートに対する Fast Path 性能機能を許可 (1) または禁止 (0) する静的システム・パラメータです。

OpenVMS バージョン 7.2 から,FAST_PATH は省略時の設定で許可になりました。バージョン 7.0 と 7.1 では,省略時の設定で FAST_PATH は禁止でした。

その他の情報については,FAST_PATH_PORTS と IO_PREFER_CPUS を参照してください。

FAST_PATH_PORTS

(Alpha および I64) FAST_PATH_PORTS は,特定のドライバに対して Fast Path を使用できなくする静的パラメータです。

FAST_PATH_PORTS は 32 ビットのマスクであり,各 Fast Path ポート・ドライバに 1 つのビットを割り当てています。次の表でビットの値を示しています。

ビットの値 説明
1 対応するドライバによってサービスが行われるポートへの Fast Path が無効になることを示す。
0 対応するドライバによってサービスが行われるポートへの Fast Path は無効に ならない ことを示す。

OpenVMS バージョン 7.3-1 から,具体的なビット位置の値は,次の表で説明する値になりました。

ビット位置 説明
0 PKQDRIVER (パラレル SCSI 用) の Fast Path を制御する。
1 FGEDRIVER (Emulex LP7000,LP8000,LP9002,LP9802,LP10000 FibreChannel 用) の Fast Path を制御する。
2 PKADRIVER (Adaptec AIC-78xx Ultra3 SCSI 用) の Fast Path を制御する。
3 PEDRIVER (LAN 用) の Fast Path を制御する。
4 PKRDRIVER (SMART Array 5300 用) の Fast Path を制御する。
5 PKMDRIVER (LSI Logic LSI53C1030 SCSI ポート・ドライバ) の Fast Path を制御する。
6 PGQDRIVER (Qlogic ISP23xx FibreChannel ポート・ドライバ) の Fast Path を制御する。

現在,FAST_PATH_PORTS の省略時の値は 0 であり,これは Fast Path が表内のすべてのドライバに対して許可されていることを意味します。

また,次の点にも注意してください。

その他の情報については,FAST_PATH と IO_PREFER_CPUS を参照してください。ビットの設定方法については,『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照してください。

FREEGOAL (A,D,M)

システム・メモリが不足したときに空きページ・リストに再設定するページ数を設定します。空きページ・リスト FREELIM に必要な最小ページ数未満までシステムが減少すると,メモリ不足となります。このパラメータ値は,必ず FREELIM 値以上とします。

FREELIM (A,M)

空きページ・リスト上の最小ページ数を設定します。

最小値を維持するため,システムは変更済みページ・リストからのページを書き込んだり,ワーキング・セットをスワップ・アウトしたり,ワーキング・セットのサイズを減少させたりします。

空きページ・リストが大きい場合,通常はページ入出力が少ないことを意味しますが,バランス・セットで使用する空間も少なくなるため,スワップ入出力が多くなりがちです。MONITOR ユーティリティの MONITOR IO コマンドを使用することにより,空きページ・リストのサイズ,ページ数,スワップ量を監視することができます。

GALAXY

(Alpha Galaxy プラットフォームのみ) GALAXY パラメータは,メモリ共用を設定します。

次のいずれか1つを指定します。

説明
0 省略時の設定。メモリ共用に参加しない。
1 メモリ共用に参加する。

ハード・パーティションで GALAXY に 1 を設定すると, OpenVMS インスタンスは,そのハード・パーティション内のソフト・パーティション間でメモリを共用します。 (ハード・パーティション内で 3 つ以上のソフト・パーティションを動作させ,その一部のパーティションでのみメモリを共用するようにすることもできます。) GALAXY では,ノードが共用メモリを使用するかどうかだけを指定します。連携して動作する複数の OpenVMS インスタンスを実行するためにこのパラメータを使用する必要はありません。構成ツリーのコンソール設定で,このような共用を行うことができます。

GBLPAGES (A,D,F,G,M)

ブート時に割り当てるグローバル・ページ・テーブルのエントリ数を設定します。1 つのグローバル・セクションでは,セクション・ページあたり 1 つのグローバル・ページ・テーブル・エントリに 2 つのエントリを加算し,結果を偶数に丸めた値が必要です。

CMKRNL特権を持つユーザは,実行中のシステムで,このパラメータを変更することができます。このパラメータの値を増やすと,グローバル・ページ・テーブルは要求に応じて最大サイズまで拡大することができます。

省略時の値は,システム・スタートアップ・コマンド・プロシージャで共用イメージとして通常インストールされるイメージには充分です。システムを始動し,グローバル・セクションを作成した後, Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより,実際に必要なエントリ数を調べることができます。調べた結果,適宜値を下げることができます。ただし,ページ・テーブル・エントリは永久常駐メモリをわずかしか使用しないので,小さすぎる値は設定しないようにしてください。多数のユーザ・イメージを共用イメージとしてインストールする場合や,多数のグローバル・セクションをユーザ・プログラムが作成する場合には,このパラメータ値を上げる必要があります。

GBLPAGFIL (A,D)

グローバル・ページ・ファイル・セクション (ファイルにマップしないまま使用できるスクラッチ・グローバル・セクション) に使用できるシステム単位の最大ページ数を定義します。グローバル・ページ・ファイル・セクションには,一時的,永久,システム,グループの種類があり,システム・プロセスに指定されているページ・ファイルからブート時に割り当てられます。グローバル・ページ・ファイル・セクションに使用するページ数を指定する場合は,適宜ページ・ファイル・サイズを上げる必要があります。CMKRNL特権を持つユーザは,実行中のシステムで,このパラメータを変更することができます。

グローバル・ページ・ファイル・セクションは,明示的なディスク・ファイルを指定せずに,Create and Map Section システム・サービス ($CREATE_GPFILE,$CRMPSC,$CRMPSC_GPFILE_64) によって作成されます。これらのセクションは共用ファイルで必要な RMS グローバル・バッファのために使用されます。共用ファイルのユーザは,グローバル・ページ・ファイル・セクションがグローバル・ページ・テーブルと省略時のシステム・ページ・ファイル (PAGEFILE.SYS) の両方を使用することに注意しなければなりません。GBLPAGFIL の値が小さすぎる場合には,$CRMPSC はグローバル・ページ・ファイル・セクションを作成しようとしたときに,エラー・メッセージを出力します。

RMS グローバル・バッファを使用する場合は,スクラッチ・グローバル・セクションが必要です。グローバル・バッファを使用する各ファイルについて,ファイルのバケット・サイズにファイルのグローバル・バッファ数を掛けた結果に等しいシステム・ページ・ファイル空間が必要となります。 VMS RMS 索引編成ファイルの場合のようにファイルのバケット・サイズが一定でない場合,最大バケット・サイズを使用します。 RMS 共用順編成索引ファイルの場合,ファイルのバケット・サイズではなく,$CONNECT サービスを実行する最初のストリームのマルチブロック数を使用します。

省略時の値は,ほとんどのシステムに適しています。ただし,RMS グローバル・バッファを相当量使用している場合には,省略時の値より高い値を使用する必要が生じます。Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより, RMS グローバル・バッファが使用するページ数を調べることができます。 RMS においてグローバル・バッファに使用するグローバル・セクションは,接頭辞 RMS$ の後に 8 桁の16 進値が続きます。

グローバル・バッファは,DCL の SET FILE/GLOBAL_BUFFERS で許可します。このコマンドについては,『OpenVMS DCL ディクショナリ』で説明しています。

GBLSECTIONS (A,F,G,M)

ブート時にシステム・ヘッダで割り当てるグローバル・セクション記述子の数を設定します。1 つのグローバル・セクションは,1 つの記述子を必要とします。各記述子は,永久常駐メモリを 32 バイト使用します。

省略時の値は,システム・スタートアップ・コマンド・プロシージャで共用イメージとして通常インストールされるイメージには充分です。システムを始動しグローバル・セクションを作成した後, Install ユーティリティの /GLOBAL 修飾子を使用することにより,実際に必要なエントリ数を調べることができます。調べた結果,適宜値を下げることができます。ただし,小さすぎる値は設定しないようにしてください。多数のユーザ・イメージを共用イメージとしてインストールする場合や,多数のグローバル・セクションをユーザ・プログラムが作成する場合には,このパラメータ値を上げる必要があります。

値が小さすぎる場合,システムをスタートアップしたときや手作業でイメージをインストールするたびに,Install ユーティリティがメッセージを出力します。値が大きすぎる場合,物理メモリを消費しすぎます。

GH_EXEC_CODE (A,F)

(Alpha および I64) エグゼックレット・コードの粒度ヒント領域のサイズをページ単位で指定します。

GH_EXEC_DATA (A,F)

(Alpha および I64) エグゼックレット・データの粒度ヒント領域のサイズをページ単位で指定します。

GH_RES_CODE (A,F)

(Alpha および I64) 常駐イメージ・コードの粒度ヒント領域のサイズをページ単位で指定します。

GH_RES_DATA (A,F)

(Alpha および I64) 常駐イメージ・データの粒度ヒント領域のサイズをページ単位で指定します。

LOAD_SYS_IMAGES パラメータのビット 2 が設定されている場合,イメージ LDR$WRAPUP は,システム・スタートアップの最後に粒度ヒント領域にある未使用のページすべてを解放します。常駐イメージ粒度ヒント領域の未使用ページは,将来の使用のために予約されるか,未使用メモリ・リストに戻されます。

GH_RSRVPGCNT (F)

GH_RSRVPGCNT は,システムがブートを完了した後, Install ユーティリティが使用できる常駐イメージ・コードの粒度ヒント領域のページ数を指定します。

LOAD_SYS_IMAGES パラメータのビット 2 がセットされている場合には,イメージ LDR$WRAPUP はシステム・スタートアップの最後に,粒度ヒント領域で未使用のすべてのページを解放します。常駐イメージの粒度ヒント領域の未使用ページは,将来使用するために確保されるか,または未使用メモリ・リストに戻されます。

GH_RSRVPGCNT は,常駐イメージ・コードの粒度ヒント領域に LDR$WRAPUP が残そうとするページ数を指定します。GH_RSRVPGCNT によって指定されるページ数が粒度ヒント領域の未使用ページ数より多い場合には,要求されたページ数を収納するための領域の拡張は行われません。

GLX_INST_TMO

(Alpha Galaxy プラットフォームのみ) GLX_INST_TMO とは, Galaxy共用セットのあるインスタンスが,他の共用インスタンスが失敗し共用セットから削除されたと推測する前に,タイムアウト時間を増加することに失敗することができる時間 (ミリ秒単位の)を表します。

省略時の値は 20,000 ミリ秒 (20 秒) です。

GLX_SHM_REG

Alpha Galaxy システムにおいて,GLX_SHM_REG は, Galaxy 管理データベース (GMDB) 内に構成される共用メモリ領域構造体の数です。 0 に設定されている場合,共用メモリ領域の省略時の数が構成されています。

SEC$M_SHM_REG フラグを指定した $CRNMPSC_GDZRO_64 システム・サービスに対して状態値 SS$_INSF_SHM_REG が返された場合, Galaxy の共用メモリの処理で,内部の SHM_REG データ構造体が不足しています。 GLX_SHM_REG システム・パラメータを大きくし,すべての Galaxy インスタンスをこの大きいパラメータ値でリブートする必要があります。

GROWLIM (A,D,M)

クォータを超えたとき,プロセスがページをワーキング・セットに追加できるために必要な空きページ・リストのページ数を設定します。プロセスがワーキング・セット・クォータ未満である場合,このパラメータは影響しません。GROWLIM は,システムの空きメモリ容量にもとづき,ワーキング・セット拡張機構を高速停止します。

IEEE_ADDRESS

IEEE_ADDRESS は,弊社が使用するために予約されています。

IEEE_ADDRESSH

IEEE_ADDRESSH は,弊社が使用するために予約されています。

IJOBLIM (D)

同時にシステムに存在できる会話型ジョブの最大数を設定します。同時に存在できる会話型ユーザの最大数を制御するには, DCL の SET LOGINS/INTERACTIVE を使用します。

IMGIOCNT

イメージ・アクティベータに割り当てるイメージ入出力アドレス空間の省略時のページ数がプログラムのリンク時に指定されていない場合,このページ数を指定します。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

IMGREG_PAGES

(Alpha および I64) イメージを共用アドレス・データとともにインストールするために P1 空間に予約しておくページ数です。この値が 0 の場合,共用アドレス・データとともにインストールされるイメージはありません。省略時の値は 10,000 ページです。

詳細については,『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』の INSTALL の項を参照してください。

INTSTKPAGES (A,D,G,M)

(VAX のみ) 割り込みスタックのサイズをページ数で設定します。割り込みスタックの各ページは,永久常駐メモリを1 ページ使用します。

割り込みスタックが有効でない例外が発生しないかぎり,省略時の値の 6 を使用します。デバイスが多すぎる場合や大量のスタック空間をドライバが必要とする場合に,割り込みスタックが有効でなくなる可能性があります。

IO_PREFER_CPUS

(Alpha および I64) IO_PREFER_CPUS は,Fast Path 優先 CPU として使用できる CPU 群を制御する動的なシステム・パラメータです。

IO_PREFER_CPUS は CPU のビット・マスクであり,優先 CPU にでき,その結果,Fast Path ポートとして割り当てられる CPU を指定します。 IO_PREFER_CPUS ビット・マスク内でビットが設定されている CPU は, Fast Path ポートの割り当てが許可になります。 IO_PREFER_CPUS の省略時の値は -1 であり,これは,すべての CPU の Fast Path ポートへの割り当てが許可されていることを意味します。

主 CPU を優先 CPU にすることを禁止する場合は, IO_PREFER_CPUS の主 CPU 用のビットをクリアします。これによって,主 CPU は Fast Path 以外の入出力処理のみで使用されます。

IO_PREFER_CPUS の値を変更すると,FASTPATH_SERVER プロセスが使用可能な新しい CPU 群の中に Fast Path ポートを均等に配分する自動割り当てアルゴリズムを実行します。

その他の情報については FAST_PATH と FAST_PATH_PORTS を参照してください。

IOTA

各自発的待ち状態について,現在の常駐クォンタムに請求する時間量を 10 ミリ秒単位で指定します。正しい値は,待ち時間を無視したディスク入出力のコストとほぼ同じです。

この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。

IRPCOUNT (G, M)

IRPCOUNT は,事前割り当ての中間要求パケットの数を設定します。各パケットには,160 バイトの永久常駐メモリが必要です。 IRPCOUNT が大きすぎると,物理メモリが無駄になります。 IRPCOUNT が小さすぎる場合は,適切な性能が得られるように,システムがその値を必要に応じて自動的に大きくします。ただしシステムは, IRPCOUNTV の値を超えて IRPCOUNT の値を大きくすることはできません。

このような増加を許すことにより,物理メモリにペナルティが課せられます。 IRPCOUNT が小さく構成されている場合,ペナルティは,構成値から実行中システムの実際の値までの物理メモリの 4 % です。


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