HP OpenVMS Systems Documentation |
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入力ファイル選択修飾子指定した日時以降の日付のファイルを選択します。
入力指定子/SINCE= 日時 出力指定子
/SINCE 修飾子は,各ファイル・ヘッダ・レコードの指定フィールドに格納されている日時を,コマンド行で指定した日時と比較することにより,ファイルを選択します。次に,/SINCE と併用できるファイル選択修飾子とその機能を示します。これらの修飾子を指定できるのは,一度に 1 つだけです。
修飾子 機能 /BACKUP 指定した日付以降に BACKUP/RECORD で最後にセーブまたはコピーしたファイルを選択する。BACKUP 日付のないファイルも選択する。 /CREATED 指定した日付以降に作成したファイルを選択する。 /EXPIRED 指定した日付以降に満了したファイルを選択する。 /MODIFIED 指定した日付以降で最後に変更したファイルを選択する。他の修飾子を /SINCE と併用しない場合,/MODIFIED が省略時の値として使用される。
日時は,[dd-mmm-yyyy[:]][hh:mm:ss.cc] の形式によるデルタ時間または絶対時刻で指定してください。次に,日時指定に使用できる予約語を示します。
BACKUP ファイルに対する最後の BACKUP/RECORD 操作の日付(Files-11構造レベル2または5のボリュームのみ) TODAY 現在の年,月,日の 00:00:00.0 時 TOMORROW 最後の午前 0 時の 24 時間後 YESTERDAY 最後の午前 0 時の 24 時間前
通常の追加型バックアップを行う前に,必ず BACKUP/IMAGE/RECORD コマンドを使用してイメージ・バックアップを行ってください。イメージ・バックアップはディスク全体のコピーをセーブし,各ファイルに対してセーブ済みのマークを付けます。それ以降に実行される通常の追加型バックアップは,イメージ・バックアップがすでに実行されていると仮定し,新しいファイルと変更されたファイルだけをセーブします。先にイメージ・バックアップを行っておかないと,追加型バックアップは,追加型復元の成功を保証するために,必要以上のファイルをセーブすることになります。
$ BACKUP [PLI.WORK]/SINCE=YESTERDAY/MODIFIED [PLI.SAV] |
ディレクトリ [PLI.WORK] 内で選択したファイルを,ディレクトリ [PLI.SAV] にコピーしています。昨夜午前 0 時より前の 24 時間以降に変更されたファイルだけが処理されます。この例では /MODIFIED を指定していますが,この修飾子は /SINCE 修飾子の省略時の修飾子であるため,指定する必要はありません。
出力セーブ・セット修飾子現在の日付以外のファイル満了日付を,セーブ・セットのファイル・ヘッダ・ラベルに書き込みます。
入力指定子 出力セーブ・セット指定 /TAPE_EXPIRATION[=日付]
磁気テープへのセーブ処理で出力セーブ・セット修飾子 /REWIND を指定すると,テープを初期化する前に,テープの第 1 ファイルの満了日付が過ぎていることがチェックされます。テープを初期化すると,格納されていた以前のデータへのアクセス権が取り消されます。/REWIND を使用して磁気テープ上に BACKUP セーブ・セットを作成する場合は,必ず満了日付を指定するようにしてください。毎日の BACKUP テープの満了期間は 7 日,毎週の BACKUP テープの満了期間は 1 ヶ月,毎月の BACKUP テープの満了期間は 1 年とします。
日付は,次の形式で指定してください。
dd:mmm:yyyyここで,
dd 日付 mmm 月を表す 3 文字の略称 yyyy 年
テープ上のファイルの HDR1 ANSI ラベルに満了日付が書き込まれます。/TAPE_EXPIRATION 修飾子を指定しない場合,今日の日付が満了日付となります。
$ BACKUP DBA1: _To: MTA0:13SEPBAK.BCK/REWIND/TAPE_EXPIRATION=20-SEP-2002/LABEL=SEPW02 |
セーブ・セット・ファイル 13SEPBAK.BCK の満了日付を, 2002 年 9 月 20 日と設定しています。/REWIND 修飾子を指定しているので,13NOVBAK.BCK はテープ上の第 1 ファイルであり,テープの満了期間は 7 日です。
コマンド修飾子コピーまたは復元処理において,順編成出力ファイルの作成時にファイルの終端 (EOF) で切り捨てるかどうかを制御します。
/[NO]TRUNCATE 入力指定子 出力指定子
省略時のコピーまたは復元処理では,入力ファイルの設定をもとに出力ファイルのサイズが決定されます。出力ファイルをファイルの終端 (EOF) で切り捨てる場合は, /TRUNCATE を指定します。
$ DIRECTORY/SIZE [FRANKIE]ORIGINAL.DAT Directory DMA0:[FRANKIE] ORIGINAL.DAT 35 Total of 1 file, 35 blocks $ COPY ORIGINAL.DAT EXTENDED.DAT/ALLOCATION=500 $ BACKUP [FRANKIE]EXTENDED.DAT MFA0:20JUL.BCK/LABEL=WKLY03 $ BACKUP/TRUNCATE MFA0:20JUL.BCK/LABEL=WKLY03 DMA0:[FRANKIE] |
上記のコマンドは,次の処理を行います。
- ファイル ORIGINAL.DAT の長さを 35 ブロックとする。
- ORIGINAL.DAT を EXTENDED.DAT にコピーし,EXTENDED.DAT に 500 ブロックを割り当てる。
- ファイル EXTENDED.DAT を MFA0 上のセーブ・セット 20JUL.BCK にセーブする。セーブしたファイルのファイル・ヘッダ・レコードにファイル割り当てサイズを書き込むが,セーブ・セットには 35 ブロックだけをセーブする。
- MFA0 上のセーブ・セット・ファイルを DMA0 にマウントされているボリュームに復元し,出力ファイルを EOF で切り捨てる。復元したファイルの長さは,35 ブロックである。
コマンド修飾子セーブ,復元,コピーのいずれかの処理が終了した後,出力指定子の内容を入力指定子の内容と比較することを指定します。
/VERIFY 入力指定子 出力指定子
/VERIFY 修飾子は,コマンド修飾子 /COMPARE とは異なります。コマンド修飾子 /COMPARE は,セーブ,復元,コピー,リストの各処理では使用できません。/VERIFY 修飾子では,まずコピー,セーブ,復元のいずれかの処理を行い,次に比較処理を行います。ファイル構造のコピー処理では,ファイルをコピーしてから比較します。物理コピー処理では,ボリュームをコピーしてから比較します。セーブまたは復元処理では,独立したパスでチェックが行われます。チェック開始前に,次のメッセージが表示されます。
%BACKUP-I-STARTVERIFY, starting verification pass
比較処理で問題が検出されると,次のエラー・メッセージが表示されます。
%BACKUP-E-VERIFYERR, verification error for block 'block-number' of 'disk:[directory]file_name.file_type;version_number'
出力ファイル修飾子 /NEW_VERSION を併用した場合,復元またはコピー処理では,/VERIFY 修飾子は動作しません。 /NEW_VERSION 修飾子は出力ファイルのバージョンを再設定するため,コピー元である入力ファイルを出力ファイルと正確に対応づけることは不可能となります。
$ BACKUP/VERIFY/LOG *.LIS MFA0:LIST.BCK %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]CRE.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]CRETIME.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]EXC.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]NOREB.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]REB.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]SETREB.LIS;1 %BACKUP-S-COPIED, copied DISK$DEFAULT:[WONDER]VERS.LIS;1 %BACKUP-I-STARTVERIFY, starting verification pass %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]CRE.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]CRETIME.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]EXC.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]NOREB.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]REB.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]SETREB.LIS;1 %BACKUP-S-COMPARED, compared DISK$DEFAULT:[WONDER]VERS.LIS;1 |
磁気テープ・セーブ・セットを MFA0 上に作成し,セーブ処理終了後にチェック・パスを起動します。 /LOG 修飾子は,ファイルを処理するときにファイル名を表示します。
コマンド修飾子ディスク・ボリューム・セット内の特定のディスク・ボリュームを処理することを指定します。/VOLUME 修飾子を指定できるのは, /IMAGE 修飾子と併用した場合に限定されます。
/IMAGE/VOLUME= n 入力指定子 出力指定子
/VOLUME 修飾子を指定すれば,入力ボリューム・セット内のディスクより 1 つ多いディスク・ドライブを使用して,イメージのセーブ,復元,コピーを行えます。 /VOLUME を使用する場合は,入力ボリューム・セット全体をライト・ロックしてください。/VOLUME 修飾子を使用してイメージのコピーまたはセーブ処理を行う場合,入力ボリューム・セット内のすべてのディスクマウントされている必要があります。ターゲット・ボリューム・セットのボリュームは,一度に 1 つずつマウントしてください。入力ボリューム・セットの各ディスクに対し,別々に BACKUP コマンドを入力します。/VOLUME 修飾子で作成したセーブ・セットは,復元処理でも /VOLUME 修飾子を使用する必要があります。
/VOLUME 修飾子は,あらゆるイメージ・セーブ・セットの復元に使用できます。出力ボリューム・セットのディスクは,すべてマウントされている必要があります。入力ボリューム・セットのディスクは,一度に 1 つずつマウントしてください。 /VOLUME を使用した復元処理にコマンド修飾子 /NOINITIALIZE を使用することはできません。
/VOLUME 修飾子を使用してディスク・ボリューム・セットを比較する処理では,両方のボリューム・セットにディスクをすべてマウントしている必要があります。テープ上のセーブ・セットとディスク・ボリューム・セットを比較する処理では,ディスク・ボリューム・セットのディスクをすべてマウントしている必要があります。
$ BACKUP/IMAGE/VOLUME=3 DISK$PUBLIC DRA1: |
ボリューム・セット DISK$PUBLIC の第 3 ボリュームと機能的に等しいコピーを DRA1 に作成しています。DRA1 にマウントされているディスクが,イメージ・コピー・ボリューム・セットの第 3 ボリュームとなります。
表 7-3 に,セーブ処理のコマンド形式と,セーブ処理に使用できる修飾子を示します。
表 7-3 セーブ処理クイック・リファレンス コマンドの動作 コマンド形式と使用例 磁気テープ上のセーブ・セットにファイルをセーブする BACKUP ファイル指定 セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP STRATDAT1.DAT MTA0:STRATDAT1.BCK/LABEL=TAPE01
ディレクトリ内のファイルの最新バージョンを磁気テープにセーブする BACKUP [ディレクトリ]*.*; セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP [LYKINS...]*.*; MTA0:1409MAR17.BCK/LABEL=WKY102
磁気テープ上のセーブ・セットにディスク・ボリュームをセーブする BACKUP/IMAGE ddcu: セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP/IMAGE DBA1: MTA0:000FEB4.BCK/LABEL=MTH101
複数の磁気テープ・ドライブに格納されているマルチボリューム・セーブ・セットにディスク・ボリュームをセーブする BACKUP/IMAGE ddcu: セーブ・セット指定子,ddcu:.../LABEL= (ラベル 1,...) $ BACKUP/IMAGE DBA1: MTA0:17MAR.BCK,MTA1:/ -
_$ LABEL=(WKY101,WKY102)
磁気テープ上のセーブ・セットにファイル・リストをセーブする BACKUP ファイル指定,ファイル指定,... セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP DBA1:[LYKINS...]*.PAS,DMA0:[DAKOTA...]*.PAS -
_$ MTA0:PAS17MAR.BCK/LABEL=TAPE01
追加型バックアップ用ディスク・ボリュームを初めてセーブする BACKUP/RECORD/IMAGE/LOG ddcu: セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP/RECORD/IMAGE/LOG DBA1: MTA0:985FEB4.BCK/ -
_$ LABEL=DLY101
追加型バックアップ用ディスク・ボリュームをセーブする (初めてではない) BACKUP/RECORD/FAST/LOG ddcu:[*...]/SINCE=BACKUP セーブ・セット指定子 /LABEL=ラベル $ BACKUP/RECORD/FAST/LOG DBA1:[*...]/SINCE=BACKUP -
_$ MTA0:988FEB4.BCK/LABEL=DLY101
非構造ディスク・ボリュームをセーブする BACKUP/PHYSICAL ddcu: セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP/PHYSICAL DMA1: MTA0:985FEB4.BCK/LABEL=MTH101
Files-11 ディスク上のセーブ・セットにディレクトリをセーブする BACKUP [ディレクトリ] セーブ・セット指定子/SAVE_SET $ BACKUP [LYKINS] DBA2:[BACKUP]1609FEB3.BCK/SAVE_SET
磁気テープ上のセーブ・セットにディレクトリ木構造をセーブする BACKUP [ディレクトリ...] セーブ・セット指定子/LABEL=ラベル $ BACKUP [LYKINS...] MTA0:1612FEB3.BCK/LABEL=TAPE01
磁気テープ上のセーブ・セットにディレクトリ木構造をセーブし,リスト・ファイルを作成する BACKUP/LIST=ファイル指定 [ディレクトリ...] セーブ・セット指定子 /LABEL=ラベル $ BACKUP/LIST=8SEP.LOG [LYKINS...] MTA0:8SEP.BCK/LABEL=
WKL101
テープ・カートリッジに多くのデータを格納するため,データ圧縮を使用して,磁気テープ上のセーブ・セットにディレクトリ木構造をセーブする BACKUP [ディレクトリ...] セーブ・セット指定子/MEDIA_FORMAT =COMPACTION $ BACKUP [TESTFILES...]*.*;* MUA0:TEST.SAV/MEDIA_FORMAT=
COMPACTION/REWIND
表 7-4 に,復元処理の BACKUP コマンド形式と,復元処理に使用できる修飾子を示します。ここに示す例では,磁気テープとディスクにセーブ・セットがすでに存在していると仮定しています。
表 7-4 復元処理クイック・リファレンス コマンドの動作 コマンド形式と使用例 ディスク上のセーブ・セットから Files-11 ディスクに,元の UIC を付けて復元する BACKUP セーブ・セット指定子/SAVE_SET ddcu:[*...]/BY_OWNER=ORIGINAL $ BACKUP DBA2:[BACKUP]FEB2.BCK/SAVE_SET DBA1:[*...]-
_$/BY_OWNER=ORIGINAL
磁気テープ上のセーブ・セットから Files-11 ディスクに,元の UIC を付けて復元する BACKUP セーブ・セット指定子 ddcu:[*...]/BY_OWNER=ORIGINAL $ BACKUP MTA0:1618FEB2.BCK DBA1:[*...]/BY_OWNER=ORIGINAL
磁気テープ上のセーブ・セット内の選択したファイルを Files-11 ディスクに復元する BACKUP セーブ・セット指定子/SELECT=ファイル指定 ファイル指定 $ BACKUP MTA0:FEB2.BCK/SELECT=[POUDRE]UPLIFT.PAS -
_$ DBA1:[GEO.PAS]UPLIFT.PAS
特定の UIC を持つファイルを Files-11 ディスクに復元する BACKUP セーブ・セット指定子/BY_OWNER=[ユーザ識別コード] ファイル指定 $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK/BY_OWNER=[360,052] -
_$ DBA1:[LYKINS...]
ファイルを新 UIC を付けて Files--11 ディスクに復元する BACKUP セーブ・セット指定子 ファイル指定 /BY_OWNER=[uic] $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK -
_$ DBA1:[TESTS...]/BY_OWNER=[100,150]
ファイルを Files-11 ディスクに復元する。ファイルがすでに存在する場合,新バージョンを作成する BACKUP セーブ・セット指定子 ファイル指定/NEW_VERSION $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK DBA1:[LYKINS...]/NEW_VERSION
ファイルを Files-11 ディスクに復元する。ファイルがすでに存在する場合,新バージョンと置換する BACKUP セーブ・セット指定子 ファイル指定/REPLACE $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK DBA1:[LYKINS...]/REPLACE
特定のファイルを対象として,ファイルを Files-11 ディスクに復元する BACKUP セーブ・セット指定子/SELECT=ファイル指定 ファイル指定 $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK/SELECT=[LYKINS.PAS] -
_$ DBA1:[LYKINS...]
ディレクトリ木構造を復元し,別のディレクトリ木構造にファイルを格納する BACKUP セーブ・セット指定子/SELECT=[ディレクトリ...] [ディレクトリ2...] $ BACKUP MTA0:1641FEB2.BCK/SELECT=[FIELD...] -
_$ DBA1:[LYKINS.NEWDATA...]
Files-11 ボリュームを物理セーブ・セットから復元する BACKUP/PHYSICAL セーブ・セット指定子 ddcu: $ BACKUP/PHYSICAL MTA0:26MAR.BCK DMA3:
Files-11 ボリュームをイメージ・セーブ・セットから復元する BACKUP/IMAGE セーブ・セット指定子 ddcu: $ BACKUP/IMAGE MTA0:17AUG.BCK DRA3:
DCL コマンド INITIALIZE で指定した初期化パラメータを保持して Files-11 ボリュームを復元する INITIALIZE ddcu: ボリューム名/新パラメータ MOUNT/FOREIGN ddcu:
BACKUP/IMAGE セーブ・セット指定子 ddcu:/NOINITIALIZE
$ INITIALIZE DBA1: UTTLPACK/CLUSTER=5
$ MOUNT/FOREIGN DBA1:
$ BACKUP/IMAGE MTA0:17AUG.BCK DBA1:/NOINITIALIZE
表 7-5 に,コピー処理の BACKUP コマンド形式と,コピー処理に使用できる修飾子を示します。
表 7-5 コピー処理クイック・リファレンス コマンドの動作 コマンド形式と使用例 ディレクトリ木構造を別のディレクトリ木構造にコピーする BACKUP [ディレクトリ...] [ディレクトリ...] $ BACKUP [DAKOTA...] [SUNDANCE...]
ファイルを別のファイルにコピーする BACKUP ファイル指定 ファイル指定 $ BACKUP LOGIN.COM [.SAVE]OLDLOGIN.COM
ディスク・ボリュームを別のディスク・ボリュームにコピーする BACKUP/IMAGE ddcu: ddcu: $ BACKUP/IMAGE DBA1: DBA2:
/PHYSICAL 修飾子を使用して,ディスク・ボリュームを別のディスク・ボリュームにコピーする BACKUP/PHYSICAL ddcu: ddcu: $ BACKUP/PHYSICAL DYA1: DYA2:
/IMAGE 修飾子を使用して,2 つのディスク・ボリューム・セットをコピーする BACKUP/IMAGE ボリュームセット名 ddcu:,ddcu: $ BACKUP/IMAGE USER$: DBA1:,DBA2:
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