はじめに

このドキュメントは OpenVMS Version 8.3 キットについての情報とドキュメント CD で提供しているドキュメントのアクセス方法について説明してます。

本書の構成

第 1 章 では,Alpha システムおよび Integrity サーバ用の OpenVMS Version 8.3 インストレーション・キットの内容について説明しています。 OpenVMS インストレーション・ガイドなどのドキュメントへのポインタを示すとともに,OpenVMS のバイナリ・メディアについても説明しています。

第 2 章 では,OpenVMS のドキュメント CD について説明しています。 この章では,CD 上のドキュメントを参照する方法についても説明しています。

関連資料

OpenVMS の製品およびサービスについては,以下の URL の OpenVMS の Web サイトを参照してください。

 http://www.hp.com/jp/openvms (日本語)
 http://www.hp.com/go/openvms (英語)
 

インストレーションの方法および本リリースにおける変更点および機能拡張については,以下のドキュメントを参照してください。

本書で使用する表記法

本書では,次の表記法を使用しています。

表記法 意味
Ctrl/x Ctrl/x という表記は,Ctrl キーを押しながら別のキーまたはポインティング・デバイス・ボタンを押すことを示します。
PF1 x PF1 x という表記は,PF1 に定義されたキーを押してから,別のキー (x) またはポインティング・デバイス・ボタンを押すことを示します。
Return 例の中で,キー名が太字で書かれている場合には,そのキーを押すことを示します。
...

例の中の水平方向の反復記号は,次のいずれかを示します。

  • 文中のオプションの引数が省略されている。

  • 直前の 1 つまたは複数の項目を繰り返すことができる。

  • パラメータや値などの情報をさらに入力できる。

... 垂直方向の反復記号は,コードの例やコマンド形式の中の項目が省略されていることを示します。 このように項目が省略されるのは,その項目が説明している内容にとって重要ではないからです。
( ) コマンドの形式の説明において,括弧は,複数のオプションを選択した場合に,選択したオプションを括弧で囲まなければならないことを示しています。
[ ] コマンドの形式の説明において,大括弧で囲まれた要素は省略可能な選択肢です。 項目をすべて選択しても,いずれか 1 つを選択しても,あるいは 1 つも選択しなくても構いません。 コマンド行には,大括弧は入力しないでください。 ただし,OpenVMS ファイル指定のディレクトリ名の構文や,割り当て文の部分文字列指定の構文の中では,大括弧も含めて入力しなければなりません。
| コマンド形式の説明では,縦棒は大括弧や中括弧内の選択肢を区切っています。 大括弧内の選択肢は省略可能ですが,中括弧内の選択肢は少なくとも 1 つ選択する必要があります。 コマンド行には,縦棒は入力しないでください。
{ } コマンドの形式の説明において,中括弧で囲まれた選択肢は必須なので,いずれか 1 つを選択しなければなりません。 コマンド行には,中括弧は入力しないでください。
太字体 太字体のテキストは,新しい用語,引数,属性,条件を示しています。
italic type イタリック体は,重要な情報を示します。 また,システム・メッセージ (たとえば内部エラー number),コマンド・ライン (たとえば /PRODUCER=name),コマンド・パラメータ (たとえば device-name) などの変数を示す場合にも使用されます。
UPPERCASE TYPE 英大文字は,コマンド,ルーチン名,ファイル名,システム特権の短縮形を示します。
Example

この字体は,コード例,コマンド例,および対話型の画面表示を示します。 テキスト内では,この字体は URL,UNIX のコマンドとパス名,PC ベースのコマンドとフォルダ,および C プログラミング言語の要素も示します。

- コマンド形式の記述の最後,コマンド・ライン,コード・ラインにおいて,ハイフンは,要求に対する引数がその後の行に続くことを示します。
数字 特に明記しない限り,本文中の数字はすべて 10 進数です。 10 進数以外 (2 進数,8 進数,16 進数) は,その旨を明記してあります。