HP OpenVMS Systems Documentation |
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現在のノードに登録され,機能しているソフトウェア製品のライセンスを表示します。予約 (RESERVE リスト ) として知られる,ライセンスに付帯している名前も表示されます。SHOW LICENSE コマンドは,その時点でシステム・メモリにロードされているライセンスを表示します。ディスク上のライセンス・データベースの情報を見たい場合は,ライセンス管理ユーティリティ (LMF) の LICENSE LIST コマンドを使用してください。
SHOW LICENSE [製品名[,...]]
製品名
ソフトウェア製品のライセンス名を指定します。ワイルドカード文字(* と %)も使用できます。製品名を指定しなかった場合には,アクティブなすべてのライセンス情報を表示します。製品名パラメータは, /UNIT_REQUIREMANTS 修飾子と同時に指定することはできません。
SHOW LICENSE は,現在のノードでアクティブなソフトウェア製品ライセンスを表示します。アクティブなライセンスとは,LICENSE データベースに登録され, かつシステム・メモリにロードされたライセンスのことです。ソフトウェア製品ライセンスを登録しアクティブにするには,ライセンス管理ユーティリティ (LICENSE) または VMSLICENSE.COM を使用します。一部のライセンスは,製品のインストレーション中に自動的に登録されます。このユーティリティについての詳細は,『OpenVMS License Management Utility Manual』を参照してください。
LICENSE データベースに登録されたライセンスを表示するには, LICENSE LIST コマンドを使用します。
/BEFORE
/TERMINATION_DATE および /RELEASE_DATE 修飾子とともに使用します。この 2 つの修飾子に指定された時刻より前のライセンスのみを表示します。/BEFORE 修飾子は,/SINCE 修飾子とは同時に指定できません。
/BRIEF (省略時の設定)
簡略形式でライセンス情報を表示します。詳しいライセンス情報を表示するには,/FULL 修飾子を使用します。/CHARGE_TABLE
/UNIT_REQUIREMENTS 修飾子の同義語です。/CLUSTER
/UNIT_REQUIREMENTS 修飾子とともに使用して, OpenVMS Cluster 内の全ノードのライセンス・ユニット要求値を表示します。/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1)を押すと文字列検索が有効になります。
/FULL
完全な形式でライセンス情報を表示します。製品登録キー (PAK) と予約リストが表示されます。 I64 システムでは,現在システムでアクティブなオペレーティング環境に含まれている製品の一覧を表示します。/HIERARCHY (I64 のみ)
現在のノードでアクティブなオペレーティング環境に対するライセンスの階層構造を表示します。/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD,BLINK,REVERSE,および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/OE[=OE 名] (I64 のみ)
OE 名を指定すると,現在ノード上でアクティブな指定したオペレーティング環境の設定が表示されます。有効な OE 名は,FOE,EOE,および MCOE です。 OE 名を指定しないと,ノード上で現在アクティブなオペレーティング環境が表示されます。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
SHOW LICENSE コマンドの出力先を指定します。省略時の設定では,SYS$OUTPUT (通常は使用しているターミナル) へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。ファイル指定には,ワイルドカード文字は使用できません。部分的なファイル指定 ( たとえば,ディレクトリだけ ) をした場合には,ファイル名には SHOW,ファイル・タイプには LIS が使用されます。
/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。
/PAGE[=キーワード]
/NOPAGE (省略時の設定)
コマンド出力の画面表示をページャを介して行います。次のキーワードを指定できます。
CLEAR_SCREEN ページモードで表示(毎回画面を消去する) SCROLL スクロールモードで表示(毎回画面を消去しない) SAVE[= n] n ページ分の履歴を保持する(前ページに戻ること等が可能)
/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。
キー・シーケンス 説明 Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ Down arrow key 1行スクロールダウン Left arrow key 1カラム左シフト Right arrow key 1カラム右シフト Find (E1) 文字列検索を起動 Insert Here (E2) 半画面右シフト Remove (E3) 半画面左シフト Select (E4) 80/132 カラム切替え Prev Screen (E5) 前ページに移動 Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動 F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる) Help (F15) ヘルプ・テキストを表示 Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え Ctrl/W 再表示
/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。
/PRODUCER=製作者名
指定した製作者に供給されたソフトウェア製品のライセンスを表示します。製作者名パラメータに,ワイルドカード文字(* および %)も使用できます。 /UNIT_REQUIREMENT 修飾子と同時に指定することはできません。
注意
OpenVMS VAX システムと Alpha システムでは,製作者は DEC と表示されます。 OpenVMS I64 システムでは,製作者は HP と表示されます。
/RELEASE_DATE=[日時]
リリース日を選択基準にしてライセンスを表示します。/SEARCH="検索文字列"
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。
/SINCE (省略時の設定)
/TERMINATION_DATE および /RELEASE_DATE 修飾子とともに使用します。この 2 つの修飾子に指定された時刻,またはそれ以降の時刻のライセンスのみを表示します。/SINCE 修飾子は,/BEFORE 修飾子と同時に指定することはできません。
/TERMINATION_DATE=日付時刻
満了日を選択基準にしてライセンスを表示します。/UNIT_REQUIREMENTS
Alpha システムと VAX システムでは,ライセンス・ユニット要求テーブル (LURT) 内の情報を表示します。 Integrity サーバ・システムでは,システムの種類,アクティブなコアの数,ソケットの数を表示します。 /UNIT_REQUIREMENTS 修飾子は,製品名パラメータ,/BRIEF 修飾子,および /PRODUCER 修飾子と同時に指定することはできません。/USAGE
各ライセンスの,現在のロード数,割り当て数,空き数,およびライセンス・タイプを表示します。 /FULL修飾子を指定すると,ライセンスを使用している PID,プロセス名,ノード名,およびユーザ名等を含んだ情報を表示します。グループ内のユーザやグループ外のユーザの情報を表示するには,ぞれぞれ GROUP,WORLD 特権が必要です。OpenVMS Cluster 環境で 1 製品に対して複数のライセンスを登録している場合は, SHOW LICENSE/USAGE コマンドを実行したノードにロードされたライセンスのみ表示できます。他のライセンスを表示するには,それがロードされたノードからコマンドを実行するか,または SYSMAN ユーティリティを使用します。
OpenVMS Cluster 環境で表示される情報は,ローカル・ライセンスに限られます。たとえば,VAX と Alpha のアベイラビリティ・ライセンスは, LMF によって別ライセンスとして扱われます。 VAX と Alpha が混在する OpenVMS Cluster を構成している場合は,ローカル・システムのアベイラビリティ・ライセンスのみ表示されます。 DEC C をクラスタの全ノードにインストールしているとすると, VAXノードからは VAX ノードで使用されているライセンスは表示されますが, Alpha ノードで使用されているライセンスは表示されません。
使用状況に関する情報は,無制限ライセンス ( ユニット値 0) には適用されません。クラスタ全体の情報も,個人使用のものや NO_SHARE のものには適用されません。詳細は『OpenVMS License Management Utility Manual』を参照してください。
/WARNING_INTERVAL=日数
NOWARNING_INTERVAL
指定日数 以内に満了するライセンス数を警告するメッセージを表示します。省略時には,30 日間です。/WRAP
/NOWRAP (省略時の設定)
/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。/NOWRAP 修飾子を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。
| #1 |
|---|
$ SHOW LICENSE/FULL
Active licenses on node WTPOOH:
DVNETEND
Producer: DEC
Units: 0
Version: 0.0
Release Date: (none)
Termination Date: 25-DEC-2004
Availability: 0
Activity: 100
MOD_UNITS
Product Token:
OPENVMS-ALPHA
Producer: DEC
Units: 0
Version: 0.0
Release Date: (none)
Termination Date: 22-OCT-2004
Availability: 0
Activity: 100
MOD_UNITS
Product Token:
|
この例の SHOW LICENSE コマンドは, WTPOOH という現在の Alpha ノード上で有効なすべてのライセンスを表示しています。
| #2 |
|---|
$ SHOW LICENSE/FULL
Active licenses on node MACCHU:
C
Producer: HP
Units: 3
Version: 0.0
Release Date: (none)
Termination Date: 25-DEC-2004
Availability: 0
Activity: 1
MOD_UNITS
IA64_ALPHA
Product Token:
DVNETEXT
Producer: HP
Units: 20
Version: 0.0
Release Date: (none)
Termination Date: 6-FEB-2005
Per Processor License
Activity: 0
IA64
Product Token:
OPENVMS-I64-FOE
Producer: HP
Units: 2
Version: 0.0
Release Date: (none)
Termination Date: 25-DEC-2004
Per Processor License
Activity: 0
MOD_UNITS
IA64
Product Token:
|
この例の SHOW LICENSE コマンドは, MACCHU という現在の I64 ノード上で有効なすべてのライセンスを表示しています。
| #3 |
|---|
$ SHOW LICENSE/BRIEF Active licenses on node WTPOOH: --- Product ID ---- ---- Rating ----- -- Version -- Product Producer Units Avail Activ Version Release Termination DVNETEND DEC 0 0 100 0.0 (none) (none) VAX-VMS DEC 0 0 100 0.0 (none) (none) |
この例の SHOW LICENSE コマンドは,WTPOOH という現在の VAX ノード上で有効なすべてのライセンスを簡略形式で表示しています。
| #4 |
|---|
$ SHOW LICENSE/UNIT_REQUIREMENTS
VMS/LMF Charge Information for node PICCHU
This is a AlphaServer 8400 5/440, hardware model type 1567
Type: A, Units Required: 2700 (VAX/VMS Capacity or OpenVMS
Unlimited or Base)
Type: B, * Not Permitted * (VAX/VMS F&A Server)
Type: C, * Not Permitted * (VAX/VMS Concurrent User)
Type: D, * Not Permitted * (VAX/VMS Workstation)
Type: E, * Not Permitted * (VAX/VMS System Integrated Products)
Type: F, * Not Permitted * (VAX Layered Products)
Type: G, * Not Permitted * (Reserved)
Type: H, Units Required: 1150 (Alpha Layered Products)
Type: I, Units Required: 1150 (Layered Products)
|
この例では,/UNIT_REQUIREMENTS 修飾子を指定して, Alpha ノード PICCHU のライセンス・ユニット要求テーブル (LURT: License Unit Requirement Table) の情報を表示しています。
| #5 |
|---|
$ SHOW LICENSE/CHARGE_TABLE OpenVMS I64/LMF Charge Information for node IPL31 This is an HP rx2600 (900MHz/1.5MB), with 2 cores active. This platform supports up to 2 processor socket(s) Type: PPL, Units Required: 2 (I64 Per Processor) Type: PCL, Units Required: 2 (I64 Per Core) |
この例では,2 つのアクティブなコア (PPL と PCL) を持つ I64 ノード IPL31 の CHARGE_TABLE 情報が表示されています。
| #6 |
|---|
$ SHOW LICENSE/CHAR/CLUSTER
VMS/LMF Cluster License Unit Requirements Information 1-APR-2004
Node A B C D E F G H I PPL
FISH 20 - - - - - - 1050 1050 -
SWORD 15 - - - - - - 1050 1050 -
SALMON 12 - - - - - - 1050 1050 -
MONGER 12 - - - - - - 1050 1050 -
GORDON 15 - - - - - - 1050 1050 -
ARTIST - - - - - - - - - 2
PAINTS - - - - - - - - - 1
Total Cluster Unit Requirements
Type: A, Units Required: 74 (VAX/VMS Capacity or OpenVMS Unlimited
or Base)
Type: B, * Not Permitted * (VAX/VMS F&A Server)
Type: C, * Not Permitted * (VAX/VMS Concurrent User)
Type: D, * Not Permitted * (VAX/VMS Workstation)
Type: E, * Not Permitted * (VAX/VMS System Integrated Products)
Type: F, * Not Permitted * (VAX Layered Products)
Type: G, * Not Permitted * (Reserved)
Type: H, Units Required: 5250 (Alpha Layered Products)
Type: I, Units Required: 5250 (Layered Products)
Type: PPL, Units Required: 3 (I64 Per Processor)
|
この例では,クラスタ内の各ノードで,各ライセンス・タイプ (Alpha および VAX では A,B 等,I64 では PPL) に対して必要なライセンス・ユニット数が表示されています。 3 つのアスタリスク (***) が表示されている行があれば,その行のノードはブート中です。
| #7 |
|---|
$ SHOW LICENSE/OE Current Operating Environment on node MACCHU at 1-APR-2004 ----- Operating Environment ---------- ---- Units ----- Compliance Name Description Type Level Loaded Total (Yes/No) MCOE Mission Critical H 2 1 1 No |
この例では,I64 ノード MACCHU 上で現在アクティブなオペレーティング環境が表示されています。
| #8 |
|---|
$ SHOW LICENSE/HIER/FULL
Operating Environment Hierarchy
-------------------------------
-------- Operating Environment ---------- ---- Units ----- Compliance
Name Description Type Level Loaded Total (Yes/No)
MCOE Mission Critical H 2 1 1 No
RTR-SVR
VMSCLUSTER
VMSCLUSTER-CLIENT
EOE Enterprise H 1 - 1 No
DECRAM
RMSJNL
AVAIL_MAN
VOLSHAD
SYSMGT
FOE Foundation H 0 2 3 Yes
OPENVMS-I64
OPENVMS-USER
DVNETEND
DW-MOTIF
|
この例では,I64 システム上で現在アクティブな各オペレーティング環境,それらの階層,各 OE に含まれている製品が表示されています。
| #9 |
|---|
$ SHOW LICENSE/OE=FOE/FULL ---------Operating Environment ---------- ---- Units ----- Compliance Name Description Type Level Loaded Total (Yes/No) FOE Foundation H 0 2 3 Yes OPENVMS-I64 OPENVMS-USER DVNETEND DW-MOTIF UCX TDC DCOM-MIDL X500-ADMIN-FACILITY |
この例では,I64 ノード上の Foundation Operating Environment (FOE) に含まれている製品がすべて表示されています。
| #10 |
|---|
$ SHOW LICENSE OPENVMS-I64-MCOE Active licenses on node MACCHU: ----- Product ID -------- ---- Rating ----- -- Version -- Product Producer Units PPL Activ Version Release Termination OPENVMS-I64-MCOE HP 20 1 0 0.0 (none) 6-FEB-2005 |
この例では,I64 ノード MACCHU 上で現在アクティブな MCOE 環境に対するライセンス情報が表示されています。
指定された論理名について,等価文字列,変換レベル,および論理名テーブルを表示します。 SHOW LOGICAL コマンドは,反復変換を実行します。論理名が登録されている論理名テーブルに対して,読み込み(R)アクセス権が必要です。
SHOW LOGICAL [論理名[:][,...]]
論理名[:][,...]
等価文字列を表示する1つまたは複数の論理名を指定します。ワイルドカード文字(* と %)が使用できますが,この場合には反復変換は行われません。論理名は,システムが指定している回数(9回から 11 回)まで反復変換されます。つまり,変換によって求められた等価文字列が,それもまた論理名であるかどうかがチェックされます。
SHOW LOGICAL コマンドは,論理名を表示します。論理名 LNM$DCL_LOGICAL には,論理名テーブルのリストと,その検索順序が入っています。LNM$DCL_LOGICAL を再定義しない限り,プロセス・テーブル,ジョブ・テーブル,グループ・テーブル,およびシステム・テーブルが,この順序で検索されます。 SHOW LOGICAL/TABLE=LNM$DIRECTORIES LNM$DCL_LOGICAL コマンドを実行すると,プロセスでの DCL_LOGICAL の定義を確認できます。
論理名を指定すると,その変換が表示されます。論理名を指定しない場合は,論理名 LNM$DCL_LOGICAL で定義されたテーブル内のすべての論理名が表示されます。
検索したいテーブルを指定できます。テーブルを指定しない場合は,論理名 LNM$DCL_LOGICAL によって指定されたテーブルが検索されます。
SHOW LOGICAL コマンドは,反復変換を実行します。論理名に2つ以上の変換がある場合は,次のレベルに進む前に,そのレベルのすべての変換が表示されます。指定した論理名の最初の変換のみを表示するには,SHOW TRANSLATIONコマンドを使用します。
SHOW LOGICAL コマンドはイメージを実行し,現在のイメージ (存在する場合) を終了させます。現在のイメージを終了したくない場合は, (コマンド・インタプリタに組み込まれた) SHOW TRANSLATION コマンドを使用してください。
SHOW LOGICAL コマンドは,制御文字をピリオド (.) に置き換えて表示します。
/ACCESS_MODE=モード
指定されたアクセス・モード,およびそれより内部のアクセス・モードで定義されている論理名を表示します。アクセス・モードの指定には,USER_MODE,SUPERVISOR_MODE,EXECUTIVE_MODE,または KERNEL_MODE のキーワードのうち,いずれか1つを指定します。この修飾子の省略時の値は,USER_MODE です。したがって,省略時には4つのすべてのアクセス・モード内の定義が表示されます。
/ALL (省略時の設定)
指定された論理名テーブルに登録されている,すべての論理名を表示することを指定します。 /PROCESS 修飾子,/JOB 修飾子,/GROUP 修飾子,/SYSTEM 修飾子,または /TABLE 修飾子を入力しない場合には, LNM$DCL_LOGICAL という論理名によって指定される論理名テーブル内のすべての論理名が表示されます。/CLUSTER
すべてのクラスタ・ワイド・テーブル (たとえば LNM$CLUSTER テーブルや LNM$SYSCLUSTER テーブルなど) の中の,すべての論理名が表示されます。/DESCENDANTS
/NODESCENDANTS (省略時の設定)
指定された論理名テーブルと,それに従属する論理名テーブルに登録されている論理名を表示します。従属するテーブルは,CREATE/NAME_TABLE コマンドで, /PARENT_TABLE 修飾子にその親テーブルを指定することにより作成されます。 /DESCENDANTS 修飾子を指定する場合には, /TABLE 修飾子も同時に指定しなければなりません。/EXACT
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,大文字と小文字を区別した文字列検索を指定します。この場合,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。/SEARCH 修飾子を指定せずに /EXACT 修飾子を指定した場合, "Find キー" (E1)を押すと文字列検索が有効になります。
/FULL
各論理名のアクセス・モード,属性,等価名,および論理名テーブルについての詳しい情報を表示します。/GROUP
グループ論理名テーブルだけを検索することを示します。 /GROUP 修飾子は,/TABLE=LNM$GROUP 修飾子と同じです。 /GROUP 修飾子を指定して論理名を指定しない場合には,グループ論理名テーブルのすべての論理名が表示されます。/HIGHLIGHT[=キーワード]
/PAGE=SAVE および /SEARCH 修飾子とともに使用し,一致した検索文字列の強調表示方法を指定します。一致した検索文字列があった場合は,行全体が強調されます。キーワードには,BOLD, BLINK, REVERSE, および UNDERLINE を指定できます。省略時の設定は BOLD です。/JOB
ジョブ論理名テーブルだけを検索することを示します。 /JOB 修飾子は,/TABLE=LNM$JOB 修飾子と同じです。 /JOB 修飾子を指定して論理名を指定しない場合には,ジョブ論理名テーブルのすべての論理名が表示されます。/OUTPUT[=ファイル指定]
/NOOUTPUT
SHOW LOGICAL コマンドの出力先を指定します。この修飾子を指定しなかった場合には, SYS$OUTPUT の装置(通常は使用しているターミナル)へ出力されます。ファイルへ出力するには,/OUTPUT 修飾子を使用してファイルを指定してください。
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