HP OpenVMS
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システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル
Alpha システムと I64 システムでプログラムの実行中に,ページ・フォルトが発生したときに各入出力操作でディスクから読み込まれるイメージ・ページレットの数を制御します。 PFCDEFAULT の最大値は 2032 ページレット (1 ページレットは 512 バイト) です (Alpha および I64 のページでは 127 ページ (1 ページは 8192 バイト))。
読み込み操作はイメージ・ファイルまたはページ・ファイルから実行される可能性があります。クラスタの実際のサイズは,イメージ・セクションのサイズとページ参照のパターンに応じて,PFCDEFAULTより小さくなる可能性があります。
1 つのページ・フォルトによってワーキング・セットの大部分が置換されることを防止するため,平均的ワーキング・セットの省略時のサイズの 4 分の 1 以下の値を指定します。値が大きすぎる場合,システムの性能に影響する可能性があります。この値は,OpenVMS リンカの CLUSTER オプションにより,イメージ単位で無効にすることができます。
PFN_COLOR_COUNT
(Alpha および I64) ゼロ化されたページ・リストのすべてのメンバおよび空きページ・リストの妨げにならないすべてのメンバがソートされるバケット (カラー) の数を指定します。 OpenVMS Alpha システムは,指定された仮想ページをマップする要求から適切なページ・カラーを取り出し,この仮想ページを一致した"カラー"の PFN にマップしようとします。これにより,このページへのアクセス時に使用されるキャッシュ・ブロックの変化が少なくなります。このため,アプリケーションによっては,性能が向上することも,その逆の場合もあり得ます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。このパラメータの値を大きくする場合は, ZERO_LIST_HI システム・パラメータの値も大きくする必要があります。
PFRATH (D,M, Alpha システムおよび I64 システムで A)
ページ・フォルトの割合を指定します。この値を超えると,ワーキング・セットの制限値が自動的に増加されます。単位はプロセッサ時間 10 秒あたりのフォルト数です。たとえば 120 を設定すると,10 秒間に 120 ページを超えるフォルトが存在する場合,システムはワーキング・セットの制限値を自動的に上げます。この値を下げるとワーキング・セットの制限値が上がり,この値を上げるとワーキング・セットの制限値が下がります。
VAX システムでは,省略時の値は 10 秒ごとに 120 のページ・フォルトです。
Alpha システムおよび I64 システムでは,省略時の値は 10 秒ごとに 8 のページ・フォルトです。
PFRATL (A,D,M)
ページ・フォルトの割合を指定します。この値未満となると,ワーキング・セットの制限値が自動的に減少されます。単位はプロセッサ時間 10 秒あたりのフォルト数です。たとえば 1 を設定すると,フォルトが 10 秒間に 1 ページ未満である場合,システムはワーキング・セットの制限値を自動的に下げます。
この値を上げるとワーキング・セットの制限値が下がり,この値を下げるとワーキング・セットの制限値が上がります。
PHYSICAL_MEMORY (A)
(Alpha および I64) PHYSICAL_MEMORY は使用できる物理メモリのサイズを指定します。省略時の設定は --1 であり,これはシステム内のすべてのメモリに相当します。このパラメータの値を小さくすると,実際にメモリ・ボードを取り外さずに,小さいメモリ構成をテストできます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
AlphaServer ES47/ES80/GS1280 システムでは,ハードウェア構成上の要件により,システム・パラメータ PHYSICAL_MEMORY の設定をデフォルトの -1 から変更することはお勧めしません。これらのシステムでは,メモリ量を故意に減らすと,予測できない結果になるおそれがあります。
PHYSICALPAGES (A)
(VAX のみ) システムで使用する最大物理ページ数を設定します。このパラメータ値を下げると,メモリ・ボードを外さないまま,メモリを小さい単位でテストすることができます。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PIOPAGES (A,D)
PIOPAGES は,プロセス I/O セグメントのサイズを指定します。このセグメントには,プロセス・パーマネント・ファイルを含む I/O を取り扱うときに,RMS が使用するデータ構造体とバッファ・プール空間が格納されます。PIOPAGES は SYSGEN でリセットした後,新しいプロセスは変更された値を使用するようになります。
OpenVMS バージョン 7.2 以降,省略時の値は 575 に上げられました。この設定は,バージョン 7.2 で行われた RMS ファイル名解析の変更の結果生じたプロセス永久メモリに対する要求が増加したことにあわせるために上げられています。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PIXSCAN (A,D)
計算可能プロセスまたはスワップ・アウトされた計算可能プロセスに対し,毎秒検索するプロセス・インデックス・スロット数を指定します。現在実行中のプロセスの優先順位が 15 を超える場合を除き,これらのプロセスの優先順位は自動的に 1 クォンタム上昇します。この優先順位上昇の目的は,システムのデッドロックを防止することにあります。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POOLCHECK (D)
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POOLCHECK は,システムで頻繁に発生し,予測不可能な障害を調べるために使用します。 POOLCHECK が許可されている場合には,プールが割り当てられるときと,割り当てが解除されるときに,プールチェック・ルーチンが必ず実行されます。
ブート時に SYSTEM_PRIMITIVES.EXE のロード可能形式のいずれかがロードされます。省略時のイメージにはプールチェック・コードと統計情報管理機能は含まれておらず, POOLCHECK が 0 に設定されている場合には,このイメージがロードされます。 POOLCHECK が 0 以外の値に設定されている場合には,SYSTEM_PRIMITIVES.EXE の監視バージョンがロードされます。このバージョンには,プールチェック・コードと統計情報管理機能の両方が含まれています。
SYSTEM_CHECK パラメータを 1 に設定することは, POOLCHECK を %X616400FF に設定するのと同じ効果があります。プールチェックについての詳しい説明は,『OpenVMS VAX Device Support Manual』 (アーカイブ扱い) を参照してください。
POOLCHECK は DYNAMIC パラメータです。ただし,その値の変更を有効にするには,ブート時に POOLCHECK の値をゼロ以外にする必要があります (SYSTEM_PRIMITIVES.EXE の監視バージョンをロードするため)。
POOLPAGING
ページング可能動的プールのページングを許可(1)します。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
POWEROFF (D)
POWEROFF は,システムの電源を落とすことについてのコンソール・ファームウェアに対するソフトウェア要求を許可または禁止します。このパラメータは,通常は ON (1) に設定して,ソフトウェアからの電源オフ要求を許可してください。ただし,POWEROFF は,ソフトウェアによる電源オフ要求を禁止するために OFF (0) に設定することもできます。
電源オフ要求に対するファームウェアまたはハードウェアのサポートが実装されていない場合,シャットダウン・プロシージャはシステムを停止しますが,電源は入ったままです。
PQL_DASTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,保留 AST 数の省略時の制限値を設定します。
PQL_DBIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに許可する未実行のバッファード入出力動作数の省略時のバッファード制限数を設定します。
PQL_DBYTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスが使用できるバッファード空間量の省略時のバッファード入出力制限バイト数を設定します。
PQL_DCPULM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の CPU 時間制限を設定します。単位は 10 ミリ秒です。
省略時の値 0 は CPU 時間に制限がないことを意味し,ほとんどの状況に適しています。
PQL_DDIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の直接入出力制限を設定します。
PQL_DENQLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のキューに登録できるパラメータ数の制限を設定します。
PQL_DFILLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のオープン・ファイル制限を設定します。
PQL_DJTQUOTA (D)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のジョブ・テーブル・バイト数クォータを設定します。ジョブ・テーブルに割り当てるページング・プールのバイト数を指定します。大量のジョブ論理名や一時的メールボックスを使用する場合を除き,省略時の値が適しています。
PQL_DPGFLQUOTA (D,G, VAXシステムで A)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のページ・ファイル・クォータを設定します。このパラメータは,PQL_DWSEXTENT以上に設定してください。
PQL_DPRCLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のサブプロセス制限を設定します。
PQL_DTQELM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のタイマ・キュー・エントリ数を設定します。
PQL_DWSDEFAULT (A,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット・サイズを設定します。
PQL_DWSEXTENT (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット超過値を設定します。
PQL_DWSQUOTA (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時のワーキング・セット・クォータを設定します。
PQL_MASTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,保留 AST 数の最小の制限値を設定します。
PQL_MBIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,バッファード入出力最小値を設定します。
PQL_MBYTLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,バッファード入出力最小バイト数を設定します。
PQL_MCPULM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し, 10 ミリ秒単位による CPU 時間最小値を設定します。
PQL_MDIOLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,直接入出力最小値を設定します。
PQL_MENQLM (D,G)
Create Process ($CREPRC) システム・サービスまたは DCL の RUN (プロセス)コマンドで生成されたプロセスが同時にキューに登録できるロックの最小の制限値を設定します。
PQL_MFILLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,オープン・ファイル最小値を設定します。
PQL_MJTQUOTA (D)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,ジョブ・テーブル・バイト数最小クォータを設定します。
PQL_MPGFLQUOTA (D,G, VAX システムで A)
VAX システムにおいて,システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ページ・ファイル・クォータを設定します。このパラメータは,PQL_MWSEXTENT 以上に設定してください。
Alpha システムおよび I64 システムにおいて,システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ページレット・ファイル・クォータを設定します。
PQL_MPRCLM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,サブプロセス最小値を設定します。
PQL_MTQELM (D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小タイマ・キュー・エントリ数を設定します。
PQL_MWSDEFAULT (A,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,省略時の最小ワーキング・セット・サイズを設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さい値) より優先します。
PQL_MWSEXTENT (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,ワーキング・セットの最小超過値を設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さい値) より優先します。
PQL_MWSQUOTA (A,D,G)
システム・サービス $CREPRC (プロセスの作成) または DCL の RUN (プロセス) コマンドで作成したプロセスに対し,最小ワーキング・セット・クォータを設定します。
この値は,AUTHORIZE でユーザに対して設定した値 (この値より小さいて値) より優先します。
PRCPOLINTERVAL (D, Alpha システムおよび I64 システムで A)
他のノード上において,接続マネージャ・ディスクや大容量記憶制御プロトコルディスクなどのシステム通信サービス (SCS) アプリケーションを検索する場合のポーリング間隔を秒数で指定します。すべての検索対象ノードが,各時間間隔でポーリングされます。
新しいシステムやサーバを認識する速度が上がると,ポーリング・オーバヘッドが高くなります。
PRIORITY_OFFSET
PRIORITY_OFFSET は,1 つのプロセスが現在のプロセスを先取りするために,スケジューラによって必要とされる優先順位の差を指定します。たとえば,値が 2 の場合には,現在のプロセスが優先順位 1 で実行されているときに,優先順位 2 または優先順位 3 のプロセスは現在のプロセスを先取りできません。しかし,優先順位が 4 以上のプロセスは,現在のプロセスを先取りできます。このメカニズムは,通常の優先順位 (0〜15) のプロセスに対してだけ影響します。省略時の値は 0 です。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PROCSECTCNT (A,G)
プロセスが格納できるセクション記述子数を設定します。各セクション記述子により,プロセス・ヘッダの固定部が 32 バイト増えます。
実行するあらゆるセクションの中で最大のイメージ・セクション数を超える値を設定します。この最大数は,イメージのリンケージ・メモリ割り当てマップで示されます。
PSEUDOLOA
(VAX のみ) PDA0 システム・イメージのサイズをページ数で指定します。磁気テープからスタンドアロン BACKUP をブートするときに使用します。
この特殊パラメータは弊社が使用するものであり,予告なく変更される可能性があります。弊社からの依頼がある場合を除いて,このパラメータは変更しないでください。
PU_OPTIONS
PU_OPTIONS は弊社が使用するために予約されています。
QDSKINTERVAL
ディスク・クォーラム・ポーリング間隔を秒数で指定します。省略時の値は 3 です。
QDSKVOTES
クラスタ内のクォーラム・ディスクが提供するボート数を指定します。
QUANTUM (D,M, Alpha システムおよび I64 システムで A)
次を定義します。
- プロセッサ時間 : あるプロセスから,同じ優先順位を持つ計算可能な別のプロセスに制御が渡されるまでの最大プロセッサ時間
- バランス・セットの常駐性 : 計算状態のプロセスが二次記憶デバイスにスワップ・アウトされるまでの最小サービス量
RAD_SUPPORT (G)
(Alpha のみ) RAD_SUPPORT では,AlphaServer GS160 システムなど, RAD (リソース・アフィニティ・ドメイン) をサポートするシステム上で RAD 対応コードの実行を許可します。 RAD は共通アクセス属性を備えたハードウェア・コンポーネント群 (CPU,メモリ,および入出力) です。 OpenVMS RAD の機能の詳細については,『OpenVMS Alpha パーティショニングおよび Galaxy ガイド』を参照してください。
RAD_SUPPORT パラメータでは次のようにビットが定義されています。
RAD_SUPPORT (default is 79; bits 0-3 and 6 are set)
___________________________________________________
3 2 2 2 2 1 1
1 8 7 4 3 6 5 8 7 0
+-----+-----+-----------+-----------+-----------+
|00|00| skip|ss|gg|ww|pp|00|00|00|00|0p|df|cr|ae|
+-----+-----+-----------+-----------+-----------+
Bit 0 (e): Enable - Enables RAD support
Bit 1 (a): Affinity - Enables Soft RAD Affinity (SRA) scheduling
Also enables the interpretation of the skip
bits, 24-27.
Bit 2 (r): Replicate - Enables system-space code replication
Bit 3 (c): Copy - Enables copy on soft fault
Bit 4 (f): Fault - Enables special page fault allocation
Also enables the interpretation of the
allocation bits, 16-23.
Bit 5 (d): Debug - Reserved to HP
Bit 6 (p): Pool - Enables per-RAD non-paged pool
Bits 7-15: - Reserved to HP
Bits 16-23: - If bit 4 is set, bits 16-23 are interpreted
as follows:
Bits 16,17 (pp): Process = Pagefault on process (non global)
pages
Bits 18,19 (ww): Swapper = Swapper's allocation of pages for
processes
Bits 20,21 (gg): Global = Pagefault on global pages
Bits 22,23 (ss): System = Pagefault on system space pages
Encodings for pp, ww, gg, ss:
Current (0) - allocate PFNs from the current CPU's RAD
Random (1) - allocate PFNs using the "random" algorithm
Base (2) - allocate PFNs from the operating system's "base" RAD
Home (3) - allocate PFNs from the current process's home RAD
If bits 16-23 are 0, the defaults for pp, ww, gg, ss are interpreted
as follows:
Process = home RAD
Swapper = current RAD (also sets home RAD for process)
Global = random RAD
System = base RAD
Bits 24-27: - If bit 1 is set, bits 24-27 are interpreted
as a skip count value (power of 2). Example: If
bits 24-27 contain a 3, the skip count is 8.
If bits 24-27 contain a 5, the skip count is 32.
If bits 24-27 are 0, the default of 16 is used
as the skip count.
Bits 28-31: - Reserved to HP
|
OpenVMS RAD 機能の使用についての詳細は,『OpenVMS Alpha Galaxy and Partitioning Guide』を参照してください。
REALTIME_SPTS (D,G,M)
(VAX のみ) 割り込みのための接続プロセスをシステム空間にマッピングする際に使用する,システム・ページ・テーブル・エントリ数を予約します。実時間以外の環境では,省略時の値 (0) を使用してください。割り込みのための接続プロセスがシステムを使用している場合,この値は,同時に存在する割り込みのためのすべての接続プロセスをシステム空間にマップするのに要する最大ページ数です。詳細については,『OpenVMS VAX Device Support Manual』 (アーカイブ扱い)を参照してください。
RECNXINTERVAL (D, Alpha システムおよび I64 システムで A)
リモート・システムへの再接続を試みるポーリング間隔を秒数で指定します。
RESALLOC
資源の割り当てチェックを行うかどうかを制御します。省略時の値 0 は,資源の割り当てチェックを禁止します。