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HP Tru64 UNIX: Version 5.1B-4 リリース・ノート > 第3章 リリース・ノート3-4 一般的な注意事項 |
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この項では,直面する可能性のある問題およびとり得る解決策について説明します。 Tru64 UNIX のブランドが Compaq から HP に変更された結果,以下のファイルが変更されました。
.mrg..sysconfigtab ファイルが変更され,これらの変更は /etc/sysconfigtab ファイル内の一般のシステム構成サブシステムに統合されました。 HP Tru64 UNIX バージョン情報の名称変更によって影響を受けるアプリケーションまたはレイヤード・プロダクトがある場合,ジェネリック・システム・バージョン属性を手動で変更できます。 ジェネリック・システム・バージョン属性の変更方法については,sysconfigtab(4) および sys_attrs_generic(5) のリファレンス・ページを参照してください。 APXBASE122 および APXGUI122 サブセットがインストールされたシステムに IOSJPAPXBASE540 および IOSJPAPXGUI540 サブセットをインストールすると,以下のようなエラー・メッセージが表示されます。
これらのエラーは,V5.1B-4 で APCD1 に含まれている Advanced Printing Software のサブセット名が APXBASE122 および APXGUI122 に変更されている一方で,日本語 Advanced Printing Software サブセットがサブセット名 APXBASE120 および APXGUI120 に依存しているために発生します。 これらのエラーは,APXBASE122 および APXGUI122 をインストールした後,以下の手順を実行して,/usr/.smdb. ディレクトリ内に APXBASE120.lk および APXGUI120.lk ファイルを一時的に作成することで回避できます。
セキュア FTP (sftp) のパフォーマンスは,通常,sftp 通信に含まれる認証および暗号化処理のために ftp よりも低くなります。 sftp の転送速度は,使用する認証のタイプによって異なります。 認証に MAC (Message Authentication Code) アルゴリズム hmac-md5 を使用すると転送速度のパフォーマンスは向上しますが,セキュリティが低下します。 デフォルトでは,MAC は,hmac-md5 よりもセキュリティの高い hmac-sha1 に設定されています。 セキュア FTP については sftp(1) を,サポートされている MAC および暗号については ssh2_config(4) を参照してください。 cpq_mibs,config_hmmod,および sysman_hmmod デーモンなど,Tru64 UNIX Version 5.1B-4 に含まれている一部の Insight Manger コンポーネントは,リブート時にコアダンプする場合があります。 この問題は,Insight Manager の最新バージョンである Version 3.6 をインストールすることで修正できます。 最新バージョンは,以下の URL の HP Insight Management Agents for Tru64 UNIX の Web サイトからダウンロードできます。 http://h30097.www3.hp.com/cma/ Version 3.6 をインストールしておらず,システムのリブート後に Insight Manager プロセスが実行されない場合,Insight Manger スタートアップ・スクリプトを使用して再起動してください。 1x8 オートローダでの v1.50 または N14r へのファームウェア・アップグレードによって,WWID が変更されます。 その結果,メディア・チェンジャと関係する既存のデバイスにアクセスできなくなります。 詳細については,以下の URL から入手可能な『Customer Advisory』を参照してください。 システム・ブート時に次のようなメッセージが表示された場合,システムをリブートするとハードウェアが使用可能になる場合があります。
リブートしてもハードウェアが使用可能にならない場合は,弊社のサービス担当者に連絡して,ユニットの修理を依頼してください。 ブータブル・テープの確認に dxarchiver コマンドは使用しないてください。代わりに,以下のように mt コマンドおよび restore コマンドを使用してください。
最初のコマンドは,テープ上の最初のファイルをスキップします。 btcreate セッションの準備時に,ファイル・システムのサイズを確認して,テープ・デバイスの最大ストレージ容量に応じて十分なテープのボリュームがあることを確認します。 btcreate コマンドでは,ストレージ・スペースが足りなくなった場合に新しいテープ・ボリュームを読み込むためのプロンプトが表示されます。 この場合テープを順番にラベリングしてください。 /var/yp/securenets ファイルが NIS の一部として使用されている場合,以下の localhost エントリが含まれている必要があります。
/var/yp/securenets ファイルが localhost エントリなしで使用されている場合,ログイン時に深刻な遅れが生じます。 詳細は,ypserv(8)を参照してください。 SIA (Security Integration Architecture) の sialog ロギング・プロセスは,SIA に関する問題のデバッグのための使用を想定しています。 このプロセスは長期間有効にしないでください。 長期間有効にすると,ログイン遅延やその他の問題が発生するおそれがあります。 システムにおける認証の監視には sialog プロセスではなく audit サブシステムを使用してください。 sialog のデバッグ・ロギングを無効にするには,/var/adm/sialog ファイルを削除します。 詳細については, sialog(4) および sia_log(3) のリファレンス・ページと Tru64 UNIX の『セキュリティ・プログラミング・ガイド』を参照してください。 本バージョンの Tru64 UNIX では Firefox ウェブ・ブラウザが提供されています。 Firefox のキットは「Associated Products Volume 1」CD-ROM に含まれています。 Firefox 上で dxjim などの日本語入力サーバを使用して日本語入力を行う場合, 以下のコマンド・オプションを指定して Firefox を起動してください。 over-the-spot preedit を使用する場合
root preedit を使用する場合
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