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OpenVMS Registryにはサーバ管理ユーティリティがあり,OpenVMS DCL プロンプトからOpenVMS Registry情報の更新と表示を行うことができます。また,必要なシステム特権があれば, このユーティリティを使用して,OpenVMS Registryデータベース全体をファイルにバックアップしたり, ファイルから復元することができます。
OpenVMS Registryデータベースのバックアップと復元の詳細については, 第9.2 節と,この章のコマンド参照の節のCREATE SNAPSHOT,EXPORT, IMPORTコマンドを参照してください。
OpenVMS Registryサーバ管理ユーティリティを起動するには, 次のいずれかのコマンドを入力します。
$ RUN SYS$SYSTEM:REG$CP
または
$ MCR REG$CP
表 9-1は,OpenVMS Registry サーバ管理ユーティリティのコマンドを示しています。
| コマンド | 識別子 | 動作 |
|---|---|---|
| CREATE DATABASE | SYSPRV | 新しいOpenVMS Registryデータベース・ファイルを作成する。 |
| CREATE KEY | REG$UPDATE | 1つ以上のキーをOpenVMS Registryデータベースに作成する。 |
| CREATE SNAPSHOT | SYSPRV | OpenVMS Registryデータベース・ ファイルの即時バックアップを作成する。 |
| CREATE VALUE | REG$UPDATE | キーのデータ・ コンポーネントを指定する。 |
| DELETE KEY | REG$UPDATE | OpenVMS Registryデータベースから1つ以上のキーを削除する。 |
| DELETE VALUE | REG$UPDATE | 指定されたキーから1つ以上の値を削除する。 |
| EXPORT | REG$LOOKUP | OpenVMS Registryをテキスト形式でエクスポートする。 |
| IMPORT | REG$UPDATE | レジストリ・ データベースのテキスト形式バージョンをOpenVMS Registry形式にインポートする。 |
| LIST KEY | REG$LOOKUP | 指定されたキーのすべてのサブキー情報を表示する。 |
| LIST VALUE | REG$LOOKUP | 指定されたキーのすべての値を表示する。 |
| MODIFY KEY | REG$UPDATE | 指定されたキーの情報を変更する。 |
| MODIFY VALUE | REG$UPDATE | 指定された値の情報を変更する。 |
| MODIFY TREE | REG$UPDATE | 指定されたキーとそのサブキーの情報を変更する。 |
| SEARCH KEY | REG$LOOKUP | 指定されたキーと一致するすべてのキーのパス名を表示する。 |
| SEARCH VALUE | REG$LOOKUP | 指定された値名と一致するすべてのキーのパス名を表示する。 |
| SHOW COUNTERS | REG$PERFORMANCE | カウンタ情報を表示する。 |
| SHOW FILE | REG$PERFORMANCE | OpenVMS Registryデータベース・ ファイルの統計情報を表示する。 |
| SHOW INTERNAL | REG$PERFORMANCE | 内部値( 共用ライブリで使用)を表示する。 |
| START MONITOR | REG$PERFORMANCE | 監視機能を有効にする。 |
| STOP MONITOR | REG$PERFORMANCE | 監視機能を無効にする。 |
| ZERO COUNTERS | REG$PERFORMANCE | 監視カウンタをリセットする。 |
ユーザにREG$UPDATE 識別子を与えると,ユーザは表 9-1
に示したコマンドの他に,
次のコマンドも実行できるようになります。
LIST KEY
LIST VALUE
SEARCH KEY
SEARCH VALUE
REG$CP サーバ管理ユーティリティには,OpenVMS Registryデータベースのバックアップと復元を行うための2
つのコマンドがあります。
このコマンドを使用すると,OpenVMS Registryデータベースの一部または全部をエクスポートできます。 対応するIMPORTコマンドを使用すると,OpenVMS RegistryまたはWindows NTレジストリのキーと値を復元またはインポートできます。
詳細については,この章のコマンド参照の節のEXPORTコマンドとIMPORT コマンドを参照してください。
デフォルト設定では,REGISTRY_SERVER プロセスは24
時間ごとにOpenVMS Registryデータベースのスナップショットを作成します。
この間隔はOpenVMS Registryサーバ操作でSnapshot
Interval設定を変更することにより変更できます(この操作の詳細については,
第7.6節を参照してください)
。
次の例では,OpenVMS Registryデータベースの自動スナップショットの間隔を, デフォルトの24時間ごとに1回から毎時1 回に変更する方法を示しています。
$ MCR REG$CP
REG> MODIFY VALUE
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\REGISTRY -
_REG> /NAME="Snapshot Interval"/DATA=3600/TYPE=DWORD
詳細については,この章のCREATE SNAPSHOTコマンドを参照してください。
OpenVMS Registryデータベースのスナップショットを作成するには, 次の操作を行います。
REGISTRY_SERVER プロセスがクラスタ内で動作していることを確認します。
$ MCR REG$CP
REG> CREATE SNAPSHOT
この操作で作成されるスナップショットは,次の2つのファイルで構成されます。 これらのファイルは指定したディレクトリに格納されます。
REGISTRY$LOCAL_MACHINE.RSS
REGISTRY$USERS.RSS
OpenVMS Registryデータベースのスナップショットを復元するには, 次の操作を行います。
REGISTRY_
SERVER プロセスをシャットダウンします( OpenVMS Registryのシャットダウンの詳細については,
第8.4節を参照してください)。
SYS$REGISTRY ディレクトリにあることを確認します。
OpenVMS Registryスナップショット・ファイルが
SYS$REGISTRY ディレクトリにない場合は,OpenVMS Registryスナップショット・
ファイルを
SYS$REGISTRY ディレクトリにコピーします。
$ RENAME REGISTRY$LOCAL_MACHINE.RSS REGISTRY$LOCAL_MACHINE.REG
$ RENAME REGISTRY$USERS.RSS REGISTRY$USERS.REG
REGISTRY_SERVER プロセスを再起動します( OpenVMS Registry
を手動で起動する方法については,
第8.3.1項を参照してください)
。
この後のコマンドの説明では,OpenVMS Registryの各コマンドをアルファベット順に説明します。
HKEY_LOCAL_MACHINE
HKEY_USERS
HKEY_CLASSES_ROOT
また,REG$_HKEY_LOCAL_MACHINE,REG$_HKEY_
USERS,REG$_HKEY_CLASSES_ROOT という文字列も指定できます。
どのサーバ管理コマンドでも,リンクは追従されていません(リンクの詳細については, 第7.2.1.3項を参照してください)。
キーと値の名前で大文字と小文字を区別するには,キーと値を引用符で囲みます(
たとえば,"value" )。
基本的なOpenVMS Registryデータベース・ファイルを,
SYS$REGISTRY 論理名で指定される場所に作成します。
このコマンドは空のデータベースを作成し,定義済みキーをロードします。
このコマンドを入力したときに,データベース・ファイルがすでに存在する場合は, 既存のファイルに上書きされません。ファイルがすでに存在することを示す警告が表示されます。 新しいOpenVMS Registryデータベースを作成する場合は,最初にデータベース・ ファイルの以前のすべてのバージョンを削除しなければなりません。OpenVMS Registry データベース・ファイルを削除すると,OpenVMS Registry に格納されているすべてのキー, サブキー,値が失われます。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権が必要です。
次の表はOpenVMS Registryデータベースのファイルを示しています。
| ファイル | 説明 |
|---|---|
REGISTRY$ROOT.DAT | データベースのルート |
REGISTRY$USERS.REG
| HKEY_USERS ツリー |
REGISTRY$LOCAL_MACHINE.REG
| HKEY_LOCAL_MACHINE ツリー |
REGISTRY$MASTER.RLG |
マスタ・コミット・ログ・ファイル |
REGISTRY$REPLY.RLG | OpenVMS Registryデータベースに対する変更要求を追跡するログ・ ファイル |
CREATE DATABASE
REG> CREATE DATABASE
データベース・ファイルが消失したり,削除されたときに,基本のOpenVMS Registry データベース・ファイルを再作成します。
1つ以上のキーをOpenVMS Registryデータベースに作成します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
CREATE KEY key-name [,...]
levelの値は次のとおりです。
NT_40 だけです。
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> CREATE KEY/CACHE_ACTION=WRITEBEHIND HKEY_USERS\GUEST, HKEY_USERS\SYSTEM
GUEST キーとSYSTEM キーをHKEY_
USERS エントリ・ポイントの下に作成します。キーはライトバック属性で作成されます。
OpenVMS Registryデータベースのスナップショットを作成します。 つまり,キャッシュされているすべてのOpenVMS Registryキーまたは値がディスクに書き込まれ,OpenVMS Registry データベース・ ファイルのコピーが作成されます。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権が必要です。
CREATE SNAPSHOT
SYS$REGISTRY 論理名によって指定される場所に作成されます。
/DESTINATION修飾子に有効なディレクトリを指定しなかった場合は, スナップショット・ファイルはOpenVMS Registryサーバを起動したディレクトリに作成されます。
REG> CREATE SNAPSHOT/DESTINATION=SYS$REGISTRY/VERSION=3
OpenVMS Registryデータベースのスナップショットを
SYS$REGISTRY ディレクトリに作成します。OpenVMS Registry
データベースのスナップショット・
ファイルのバージョン数が3より多くなる場合は,最も古いバージョンが削除されます(
purge/keep=3 コマンドと同じ)
。
指定されたキーのデータ・コンポーネントを指定します。値が存在しない場合は, 値が作成されます。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
CREATE VALUE key-name
/DATA=COSMOS )
/DATA=(COSMOS,Noidea)
/DATA=%X1A0FCB または
/DATA=1234 )
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> CREATE VALUE/DATA=COSMOS/TYPE=SZ/NAME=COMPUTERNAME HKEY_LOCAL_MACHINE\NODE
HKEY_LOCAL_MACHINE\NODE キーの値
COMPUTERNAME を作成し,そのタイプを
SZ に設定し,データ値をCOSMOS に設定します。
指定されたキーをOpenVMS Registryデータベースから削除します。
キーにサブキーがある場合,そのキーは削除されません。
HKEY_USER,HKEY_LOCAL_
MACHINE,HKEY_CLASSES_ROOT があります。全キーの一覧については,
第7.3節を参照してください。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
DELETE KEY key-path key-name
REG> DELETE KEY HKEY_USERS\NODE GUEST
GUEST というキーをOpenVMS
Registryデータベースから削除します。
指定されたキーから値を削除します。
重要
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
DELETE VALUE key-name value-name
REG> DELETE VALUE HKEY_USERS\GUEST PASSWORD
PASSWORD という値をGUEST キーから削除します。
OpenVMS Registryデータベースの内容はテキスト形式でエクスポートできます。 データベース全体または特定のキーとサブキーだけをエクスポートできます。
エクスポートされるファイルの形式は,Windows NT互換形式またはOpenVMS形式のいずれかとして指定できます。 IMPORTコマンドはWindows NT 4.0 Regedit形式およびOpenVMS Registry 形式の両方をサポートします。
このコマンドを使用するには,REG$LOOKUPライト識別子が必要です。 REG$LOOKUPライト識別子が割り当てられていない場合,REG$LOOKUPライト識別子を必要とするキーをエクスポートするには,SYSPRV 特権が必要です。
EXPORT [DATABASE | KEY [key-name [/[NO]SUBKEYS]]] [/LOG]
[/OUTPUT=file-name] [/FORMAT=[NT | OPENVMS]]
REGISTRY.TXT です。
REG> EXPORT DATABASE/LOG/OUTPUT=TUES_VERSION.TXT/FORMAT=NT
この例のEXPORT コマンドは,OpenVMS Registryデータベース全体をWindows NT 4.0 Regedit
形式でTUES_
VERSION.TXT ファイルに書き込み,エクスポートの進行状況を画面に表示します。
(EXPORTコマンドで作成された)テキスト形式のファイルをOpenVMS Registryデータベースにインポートします。
また,(「レジストリ」メニューの「Export Registry File...」オプションを選択することで) Windows NT 4.0 RegeditによってエクスポートされたWindows NT データもOpenVMS Registryデータベースにインポートできます。
データベースにインポートできます。 サポートされないバイナリ値をインポートし,変換した場合は, そのことを示すメッセージが表示されます。
このコマンドを使用するには,REG$UPDATEライト識別子が必要です。 REG$UPDATEライト識別子が割り当てられていない場合,REG$LOOKUPまたはREG$UPDATE ライト識別子を必要とするキーをインポートするには,SYSPRV 特権が必要です。
次の表は,ライト識別子と特権がキーのインポートとエクスポートにどのような影響を与えるかを示しています。
| 与えられている特権と識別子: | Windows NTからエクスポートできる要素: | OpenVMS Registryにインポートできる要素: |
|---|---|---|
| 特権なしライト識別子なし | HKEY_LOCAL_
MACHINE\SECURITY を除き,Advanced
Server for OpenVMSで作成されたすべてのキー | なし |
| REG$LOOKUP | Advanced Server for OpenVMSで作成されたすべてのキー | なし |
| REG$UPDATE | Advanced Server for OpenVMSで作成されたすべてのキー | Advanced Server for OpenVMS で作成されたすべてのキー |
| SYSPRV | Advanced Server for OpenVMSで作成されたすべてのキー | Advanced Server for OpenVMSで作成されたすべてのキー |
IMPORT [/LOG] [/INPUT=file-name]
REGISTRY.TXT です。
REG> IMPORT/LOG/INPUT=TUES_VERSION.TXT
この例のIMPORT コマンドは,TUES_
VERSION.TXT ファイルをインポートし,インポートの進行状況を画面に表示します。
指定されたキーの属性を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$LOOKUP ライト識別子が必要です。
LIST KEY key-name
REGISTRY.LIS が使用されます。
REG> LIST KEY/FULL HKEY_USERS\GUEST
Key name: HKEY_USERS\GUEST
Security policy: REG$K_POLICY_NT_40
Volatile: REG$K_NONE
Cache: REG$K_WRITEBEHIND
Class: System Authorization
Link Type: REG$K_NONE
Last written: 7-AUG-1998 12:42:08.55
Key information:
Number of subkeys: 2 Number of values: 0
Max size of subkey name: 40 Max size of class name: 40
Max size of value name: 0 Max size of value data: 0
Subkey(s):
Key name: QUOTAS
Security policy: REG$K_POLICY_NT_40
Volatile: REG$K_NONE
Cache: REG$K_WRITEBEHIND
Class: Disk quota
Link Type: REG$K_NONE
Last written: 7-AUG-1998 12:41:19.21
Key information:
Number of subkeys: 0 Number of values:
0
Max size of subkey name: 0 Max size of class name:
0
Max size of value name: 0 Max size of value data:
0
Key name: IDENTIFIER
Security policy: REG$K_POLICY_NT_40
Volatile: REG$K_NONE
Cache: REG$K_WRITETHRU
Class: Disk quota
Link Type: REG$K_SYMBOLICLINK
Link Path: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IDENTIFIER\GUEST
Last written: 7-AUG-1998 12:42:08.55
Key information:
Number of subkeys: 0 Number of values:
0
Max size of subkey name: 0 Max size of class name:
0
Max size of value name: 0 Max size of value data:
0
この例のLIST KEY/FULL コマンドは,
GUEST キーの属性と,GUEST のサブキーの名前と属性を表示します。
Max sizes 情報には,
文字数ではなくバイト数が表示されます(各文字は4バイト長です)。
指定されたキーのすべての値と値の属性を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$LOOKUP ライト識別子が必要です。
LIST VALUE key-name
REGISTRY.LIS が使用されます。
REG> LIST VALUE/TYPE_CODE/DATA HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FORTRAN
Key name: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FORTRAN
Security policy: REG$K_POLICY_NT_40
Volatile: REG$K_NONE
Last written: 11-AUG-1998 16:27:55.81
Value(s):
Value name: Version
Volatile: REG$K_NONE
Type: REG$K_SZ
Data: 5.3-50
Value name: Date Installed
Volatile: REG$K_NONE
Type: REG$K_SZ
Data: 04-Jan-1998
この例のLIST VALUE/TYPE_CODE/DATA コマンドは,
FORTRAN キーとその値の名前,タイプ,データを表示します。
指定されたキーの属性を変更します。
重要
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
MODIFY KEY key-name
NT_40 だけです。
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> MODIFY KEY/CACHE_ACTION=WRITEBEHIND
HKEY_USERS\GUEST
GUEST キーのキャッシュ属性を変更します。
指定された値のデータ・コンポーネントを指定します。このコマンドは既存の値を変更します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
MODIFY VALUE /NAME=string key-name
/DATA=COSMOS )
/DATA=(COSMOS,Noidea)
/DATA=%X1A0FCBまたは
/DATA=1234 )
リンクを削除するには,次のように入力します。
/LINK=(TYPE=NONE,NAME="")
REG> MODIFY VALUE/DATA=COSMOS/TYPE=SZ/NAME=COMPUTERNAME HKEY_LOCAL_MACHINE\NODE
キーHKEY_LOCAL_MACHINE\NODE
のCOMPUTERNAME という値を作成し,タイプ・コードを
SZ に,データ値をCOSMOS に設定します。
指定されたキーとそのサブキーの情報を変更します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$UPDATE ライト識別子が必要です。
MODIFY TREE key-name
NT_40 だけです。
REG> MODIFY TREE/CACHE_ACTION=WRITEBEHIND HKEY_USERS\GUEST
GUEST キーとそのすべてのサブキーのキャッシュ属性を変更します。
指定されたキーと一致するすべてのキーのパス名を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$LOOKUP ライト識別子が必要です。
SEARCH KEY key-search
REGISTRY.LIS が使用されます。
REG> SEARCH KEY HKEY_LOCAL_MACHINE\...\NODE
HARDWARE\CLUSTER\NODE
HARDWARE\LOCAL\NODE
NODE
HKEY_LOCAL_MACHINE\...\NODE と一致するすべてのキー・
パスが表示されます。繰り返し記号(...)ワイルドカードは,
HKEY_LOCAL_MACHINE エントリ・ポイントと
NODE サブキーの間にサブキーがいくつあってもかまわないことを指定します。
検索で大文字と小文字は区別されません。
指定された値名と一致するすべての値のパス名を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$LOOKUP ライト識別子が必要です。
SEARCH VALUE key-name value-name
REGISTRY.LIS が使用されます。
REG> SEARCH VALUE HKEY_LOCAL_MACHINE\... *AM%
HARDWARE\CLUSTER\Name
HARDWARE\CLUSTER\NODE\Name
HARDWARE\LOCAL\NODE\Name
NODE\COMPUTERNAME
HKEY_LOCAL_MACHINE\...\*am% と一致するすべての値の名前が表示されます。
繰り返し記号(...)ワイルドカードは,
HKEY_LOCAL_MACHINE エントリ・ポイントと
*am% 値名の間にサブキーがいくつあってもかまわないことを指定します。
検索で大文字と小文字は区別されません。
OpenVMS Registryサーバの内部統計情報とその他の情報を表示します。
OpenVMS Registryサーバからの監視情報を表示します。
OpenVMS Registryサーバにロードされたファイルの状態情報を表示します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$PERFORMANCE ライト識別子が必要です。
SHOW COUNTERS/FILE [name]
SHOW FILE [name]
REGISTRY.LIS が使用されます。
REG> SHOW COUNTERS/FILE
OpenVMS Registryサーバからの監視情報を表示します。
OpenVMS Registryサーバ内で監視コンポーネントを起動します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$PERFORMANCE ライト識別子が必要です。
START MONITORING/FILE [name]
START MONITORING/PERFORMANCE
REG> START MONITORING/PERFORMANCE
OpenVMS Registryの監視コンポーネントを有効にします。
OpenVMS Registryサーバ内で監視コンポーネントを停止します。
このコマンドはOpenVMS Registryサーバ内で監視コンポーネントを停止するときに使用します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$PERFORMANCE ライト識別子が必要です。
STOP MONITORING/FILE [name]
STOP MONITORING/PERFORMANCE
REG> STOP MONITORING/PERFORMANCE
OpenVMS Registryの監視コンポーネントを無効にします。
OpenVMS Registryサーバのカウンタを初期化します。
このコマンドを使用するには,SYSPRV特権または
REG$PERFORMANCE ライト識別子が必要です。
ZERO COUNTERS/FILE [name]
ZERO COUNTERS/PERFORMANCE
REG> ZERO COUNTERS/PERFORMANCE
パフォーマンス・カウンタをリセットします。
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